見た人も多いと思うが、昨日、TVで催眠術番組をやっていた。以前にも同じような番組をやっていたが、まぁ、面白かった。でもホントかいな....
30年ほど前、Kさんというσ(-_-)より20才くらい年上の知人がいた。神道系の信心が深い人で、事務所にも立派な神棚があった。もちろんアチコチの有名な神社には、しょっちゅうお参りに行ってた。そしてだんだんと本格的になり、ついには神道系新興宗教の教祖様になってしまった。
そのKさんが来社したとき、催眠術の話になった。
「私は催眠術もかけられるんですよ」
「へぇ....」
「疑ってるね?」
「いや、あの、その....」
σ(-_-)はテレビで「もうあなたは立てません」などと催眠術師が言い、相手が「あ、立てないっ!」とやっているのを見ても、(・・・・)と思うレベル。そんな気持ちが思わず顔に出たらしい。
するとKさん。
「じゃあ、ここでやってみようか」
「えっ!、そりゃあ....まぁいいですけど....」
同意したのは、σ(-_-)にも「かかってみたい」という気持ちがあったから。いつまでも(そんなことがあるのか?)という思っているより、じっさいにやってみれば話は早い。
「さぁ、しずかに目をつむって」から始まり、「なんとか、かんとか....」と、ごく普通に進行した。しかしどうもウマク行かない(かからない)。目をあけて「どうもかからないみたいで....」と言うと、「そうか、もう1回、最初からやってみよう」
もう1回繰り返したが、やはりダメ。
するとKさんが、「ちょっとダメだから、今日はここまでにしときましょう」
「はい」というので、最初で最後の催眠実験は終了した。
「催眠術は、受ける方が“絶対にかからない”という強い意志を持っているとかからない」という。たしかに「相手の言うことを全面的に受け入れる」という心理が無ければダメなことは理解できる。しかしσ(-_-)は「できれば、かかってみたい」という気持ちがあった。そこでできるだけKさんの言うことを受け入れようとしていたつもり。しかしそれでもダメだった。
いくら「Kさんの言うことを受け入れなくては」と思っていても、心のどこかでは冗談ごとでもしてるような気持ち....その気持ちが邪魔してかからなかったのかもしれない。しかし理由はともあれ、「かからなかった」というのは事実。そこで催眠術には今でも懐疑的。
それに昨日の番組。外国人催眠術師が出ていた。そこで催眠術師の言うことを一言でも理解できた芸能人がいたとは思えない。相手の言うことをまったく理解できないのに、どうして催眠にかかるのか摩訶不思議。「通訳の言うことを聞いたから」と言うなら、通訳が催眠術師かいな?。
#こんど麻雀してるとき、「、打てっ!」と通訳してみよう....
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