(23)スーパー ディスカウント?
帰宅途中、我が家に電話。
「帰ったら酒かビールでも飲もうと思うが」
「あら、ちょうど切れてるの。ちょっと回り道すると、**に酒専門のディスカウントショップがあるから寄ってきてよ。あそこはホントに安いって評判よ」
「ふ〜ん」
行ってみると、倉庫のような建物の中はビール・酒でビッシリ。
(ふ〜ん、**錦が1升¥2800円、**桜が2600円か。きっと本当は¥3500円くらいするんだろうなぁ) σ(+.+)
酒の値段を知らない....
(なになに、3L紙パック入りの月桂冠が1500円?。
うむ、1.8L¥2800円よりめちゃ安いではないか。どうせ熱燗用の酒だし、紙パックで十分だろう。つまみは..え〜と、あれとこれと....そうそう、家庭サービスに本みりんも1本、買ってゆこう・・・)
(まずこれでおおよそ2500円ぐらいか。さぁて、あとはビールだな。なに、1ケース24缶入りで¥4000円か。よしこれを1ケース・・・)
手押し式カートにドッサリと積み込み、レジへ。女性がバーコード読み取り機を商品にあてて行く。24缶入りのビール箱は重いから、よっこらしょとひっくり返してピッ!。
「はい、¥2330円です」
「えっ!(?。?)」
「¥2330円です」
\(^0^)/ や、安い!、さすが酒専門のディスカウント スーパー!! o(^0^)o
意気揚々と我が家へ。
「おい、買ってきたぞ〜」
「まぁ、なに、この紙パックのお酒」
「何を言うか、紙パックだって味は同じだ」
「そりゃそうでしょうけど」
「おまけにあのトショップ、お前の云った通りホントに安い!。これ全部で2330円だぞ」
「まさかぁ・・・」
「ウソ云ってどうする。ちゃんとレシートもある」
「ふ〜ん、ちょっと見せて」
しげしげ見ていた女房、
「あなた、これビール代が載ってないわよ」
「なぬ?」
よく見てみると、たしかにビール代の記載はなかった.......どうしてそんな事になったか分からないが、たぶん読みとり機がうまく反応しなかったのだろう。
翌日、ビール代を払いに行ったかって? それはみなさんのご想像にお任せしよう。。。
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