どうやら今年のプロ野球もパリーグはダイエー、セリーグは阪神ということに決まったようで。まぁσ(-_-)なんかは中日ファンと云っても、大したことはない。
昭和29年、フォークの杉下を擁する中日が日本シリーズで優勝した。学校の近くを優勝パレードが通ったとき、授業をサボって校舎の廊下から手を振ったことがあるというのが人生最大の自慢という程度の駆け出しファン。
しかし女房は生まれたとき、お尻にドラゴンズブルーの斑点があったというくらいの筋金入り。（^-^） いまでも星野監督のことを裏切り者と呼ぶくらい。（笑）
そこで夫婦して子供は全員中日ファンになるように、厳しく育ててきた。小学生だった長男が、誰かから某チームのマーク入り野球帽を貰ってかぶっていたことがある。もちろん見つけたとたん、「そんな帽子をかぶっていると、頭が悪くなるから止めなさい。頭が腐る」と云って取り上げた。いまでも（あれは某チームファンの陰謀だった）と信じている。(-_-)
10年ほど経って、長男が「あのとき次男と、“よその帽子かぶったって、頭が腐るわけないのに”と話あった」と聞いて笑った。
そんな努力の甲斐あって、程度の差はあるモノの、なんとか全員中日ファンになった。しかしよその子供までは手が回らない。娘が結婚した相手は、富山県出身なのに、なぜか阪神ファン。おまけにどちらか云えば大阪より東京が好きという。そんなんがどうして阪神ファンか不思議なので本人に聞いてみた。そしたら、「ボクは昔から弱いとこが好きだったので」と云った。なるへそ....
そんな彼のとこへいった娘が腹ボテになった。腹が大分大きくなったので、なんとか診断とやらで、もう男女の区別がついている。なんでも珍々がはっきり映っているそうだ。
名前を届けるのは生まれてから２週間以内。そこでむかしは生まれてから慌てて考えたものだが、今は充分考える余裕がある。そこでこの前娘にあったとき、何気なく「名前、考えているか」と聞いてみた。すると
「うん、この前彼が云っていたのは“甲子園”」
（なぬっ！）と思ったら、「でもそれは止めてもらった」
さすが我が娘とほっと一息。
「で次に彼が考えたのが“たいが”」
「“たいが”？」
「うん、大きな河と書いてた“たいが”」
なーにが大河だ。そんなもんタイガーのつもりに決まっておる。ゆ、ゆるさ〜んっ！
「でね、もう一つの候補が“疾風（はやて）”」
（ひい、やめてくれ〜....）
どうやら我が家の熱い戦いは、これからが本番のようだ。(-_-；
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