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    (171)飲酒運転


 σ(-_-)は友人から聞いた話だが、北陸地方では新聞に載ったというのだから、読んだ人もいるかも知れない。細かく聞いたわけではないから細部は違っているかもしんない。しかしまぁ、いきさつの細部は、どうでもいい話。

 ご町内かなんかでマイクロバスを仕立て、総勢18人ほどでどこか温泉旅行かなんかに出掛けた。その夜はドンチャンドンチャン楽しく騒ぎ、あとは温泉に入ってぐっすり。

 翌朝は出発であるが、もちろん出発前に朝食を済ませる。その朝食の席には運転手も同席した。で、温泉旅館の朝食となれば、多少なりとも酒が出る。σ(-_-)も、この朝酒が大好きだ。なんか朝から熱澗を飲んでいると、幸せを実感できる。(笑) そんなわけで、運転手も軽くいっぱいをやった。

 さて朝食が済んで、出発という段取りになった。全員マイクロに乗り込んで、バスが動き出す。バスが旅館の駐車場を出て表通りに出たとたんに、警官に停められた。

 なにかと思ったら、飲酒運転の取り締まりだという。“へぇ?、こんな朝に、こんなところで?”と思うまもなく、運転手は飲酒運転の現行犯、乗客は幇助罪で全員逮捕....いや、じっさいには逮捕されなかったが、とにかく処罰が確定。

 その処罰が、運転手は免停のうえに罰金30万円、乗客18人は幇助罪で1人20万円。夫婦で参加していたら、二人会わせて40万円。合計390万円の罰金だったという。(゚0゚) 

 朝っぱらからなんでこんな事になったのか、いまだに真相は不明だという。しかしどうやら旅館同業者のライバルから「あそこは、朝から酒を飲ませている。飲酒運転になるのではないか」と警察に通報があったらしい(なんだか“蔵の宿”を地でいっている感じだな....)。

 警察もそんな通報を受けた以上、まさか「朝から取り締まりはやりませんので」と言うわけにはゆかない。そこで仕方なしに?取り締まったということらしい。

 ゴルフでも、プレーが終わったあと風呂にはいる。そのあと湯上がりのビールというのがこれまでの常識。そのパターンが、罰金30万円になってからすっかり影をひそめた。じっさいどこかのゴルフ場で、ゴルフ場を出て表通りに出たとたんに、飲酒運転の取り締まりにあったという話は聞いていた。

 ゴルフ場での取り締まりは警察が一罰百戒を狙って自主的にやったことだろうが、それで摘発されても運転手と同乗者のせいぜい2人か3人の話し。いっぺんに20人は、さすがに大きい話だよなぁ....

 

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