高速道路を走行中、小用を足したくなったので、パーキングエリアに立ち寄った。駐車スペースを見つけ、ゆっくり車を進入させた。進入し始めてから前方のスペースが空いているのに気がついた。うん、前方のスペースに停めた方が出発するとき楽だ。そこで、そのままゆっくりと惰性で前進した。
と σ(-_-)の車の右横を○○才くらいの女性が小走りに駆け抜けてゆくのが見えた。瞬間、イヤな気がした....きっとこの女性もトイレへ急いでいるのだろう、そのトイレはσ(-_-)の車の左斜め前方。このまままっすぐ走り抜けてくれればいいが、万一
早道しようとして斜行でもすれば必ずブツかる。ぶつかれば絶対に車が勝つ
そこで（いっそのこと、いったん停まろうか...）と思ってブレーキに脚を乗せた。と、その途端、なんとその女性、斜行どころか真横に飛んだ！。オットッ！思いっきり、ブレーキを踏んだ。ギャンッ！と大げさな音を立てて車が止まる。
ぶつかりはしなかったが、10センチ手前での急停車。女性は よろめきながらσ(-_-)の車のフロントに手をついた。そのまま両方とも一瞬口を開けてボー....ホッとしながら女性をみると、おなじく驚きからさめた女性が、（なんだ、この車め）と言いたげな怖い顔でこっちを睨んできた。
「おいおい、にらみたいのはこっちだよ...）と云いたかったが、その女性が肩を怒らせて立ち去るのを黙って眺めていた....
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