高速道路でETCの設置が進んでいる。みんな慣れないので、ETC 専用の料金所に入ってしまう車もよくあるという。先日は逆にETC車が、一般車の料金所にハマってしまった話が新聞に載っていた。運転者は係員から、「ETC口にハマる一般車はときどきあるが、一般車口にハマってしまったETC車は、あんたが初めてだ」と云われたとか。
いずれにしてもそんな記事を見るたびに、(標識をみれば、分かりそうなものなのに)と思っていた。ああ、それなのにそれなのに、先日、見事にETC口にハマってしまった....
某ICの料金所を出たところで他の車と待ち合わせすることになった。料金所に近づいたところで料金所の外に目をやると、すで相手の車が待っているのが見えた。(お、もう来ているのか)と思いながらスーっと料金所に進入したら、それがETC専用....
とたんにでっかい標識が「バックさせないでください」と真っ赤な文字で点滅する。(まずったなぁ....)と思いながら横を見ると、ハウスの方から係員が何か叫びながら走ってくる。何を云っているのか分からないが、口の動きでは、「そこはETC専用ですっ!」と叫んでいるよう。
そんな遠くから叫んだって聞こえないし、聞こえたところでどうしようもない。そのまま待っていると、ようやくσ(-_-)の車の横に来た。窓を開けると
「ここはETC専用ですっ!」
「はい、それでどうすればいいですか」
「すぐバックしてくださいっ」(がらがらなので、何も車がきていなかった)
「えっ、しかしバックしてはいけないと書いてありますが」
「そんなことはいいから、すぐバックしてくださいっ」
なにか云ってやろうかと思ったけど人を待たせている(出口の外で、「浅見さん、アホやなぁ〜」という顔をして、こっちを見ている....)。そこでおとなしく一般車口に入り直した。
それはいいけど、それでどうしてこのような間違いをやってしまうか、よく分かった。
ようするに何かに気を取られていると、標識をよく見ないせいだ。あ〜、人のことは言えない言えない....(-_-;
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