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    (160)コーヒーブレーク


 ある人と車で出掛けた。別に名前を隠す必要もないが、いちおうkさんということにく。出先での用事も済んでの帰り道、運転していたKさんが、「あさみさん、コーヒーでも飲んでゆきましょうか」という。

(そうだな、ちょうど一服したいとこだし)と思い、「お、いいですねえ、そうしましょう」と返事した。そのまましばらく走ってゆくと、行く手に和風のドライブインが見えてきた。

お、あそこで一服するのか。なかなか感じのいいドライブインじゃないか)と思っていると、車はスーっとその店の駐車場へ。

 車を止めて、Kさんが降りる。続いてσ(^-^)も降りようとすると、「あ、浅見さんは乗っててもいいですよ」 (へ?...)と思ったが、なにかの聞き違いだと思って、続いて降りた。

 そのままσ(^-^)はドライブインの入り口の方へあるいてゆく。しかしKさんは、入り口から少し外れたとこに設置してある自販機の方へ歩いて行く。(ああ、タバコを買うのか。そうだ、σ(^-^)も買っておこう

 そばへ寄ってゆくと、Kさんはタバコ自販機の隣にある缶ジュースの自販機にコインを入れながら、
浅見さんは、どれがいいですか?
「は....」
ブラックですか、砂糖ミルク入りですか
「あの...ミルク入りを....」
ガチャンゴロゴロ・・・

 σ(^-^)が出てきた缶コーヒーを取り出すと、Kさんはもう一度コインを入れ、適当な缶コーヒーを取り出す。Kさんがその場で蓋を開け飲みだしたので、そのままσ(^-^)も立ち飲みしだした。

 Kさん、二口、三口飲んだところでタバコに火をつける。そしてタバコとコーヒーを交互にやりながら、「浅見さん、今日はいい天気で良かったですねぇ」
「いや、ホントに」と相槌を返しながら、自分もコーヒーをゴクゴク....

 数分で缶コーヒ−も飲み終わる。するとKさん、空き缶を屑カゴにポイッと放り投げながら、「さぁ、行きましょう

いやぁ、ほんとに短いコーヒーブレークだった。(笑)

 

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