女房と一緒に某スーパーへ出掛けた。買い物を終えて店を出たら、片隅に小さな宝クジ売場があった。そこに暖簾が下がっていて、「年末ジャンボ売り出し中」と書いてあった。
「おお、もうそんな季節か」というので、店の前へ行くと、2,3人、並んでいる。数分並んで30枚、買った。
数日後、女婿が来宅したので、「年末ジャンボを買ったか」と聞いた。すると、「ええ、30分も並んで買いました」と言う。
「ふ〜ん、30分....それはきっと○○チャンスセンターとか、ようするに、よくアタリクジが出る店へわざわざ行ったんだろう」というと
「もちろん、そうです」と云う返事。
「そんなもん、どこで買っても同じだろうに。ワシなんか、数分しか並ばなかったぞ」と言うと、「お父さん、そのクジは絶対に当たらないと思います」(゚0゚)
「なぜじゃ。チャンスセンターとかでアタリクジが出るのは、単にたくさん売れるからに過ぎん。たった1枚しか買わなかったのに、それが1億円当たったという話も聞くし、何十万円も買ったのに、元も取れなかったなんて話はいくらでも聞くぞ」
「でも、やっぱりお父さんのは当たらないと思います」
「ふん、そりはいったいどういうワケだ....」
「宝クジの売店が二つしかないとして、A店で99%、B店で1%売れるとします」
「ふんふん」
「すると低い金額の方のアタリは○○枚に1本というようになっているので、そのパーセンテージでアタリが出ます。しかし1等とか2等なんてのは、○万枚に1本なんて公平に分けられてない」
「そりゃそうかも....」
「そこで常識的に考えると、1等とか2等というのは99%売れる店に全部含まれていて、1%しか売れない店には1本も無いと言うことになるんじゃないでしょうか」
「ふ〜む」
「そこで99%売れる店からアタリクジが全部出ることはあっても、1%の店からは1本も出ないと言うことになります」
「・・・・」
「つまり私の買った店にはアタリクジが存在するかも知れないけど、お父さんの買った店には、そもそもアタリクジが存在しない。だから絶対当たらない」
う〜む、なんだか分かったような分からないような話だ。(^-^;
まぁ、お互い、年末までの命だと思うぞ。(笑)
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