Free talk雑談

    (150)宝クジの法則?


 女房と一緒に某スーパーへ出掛けた。買い物を終えて店を出たら、片隅に小さな宝クジ売場があった。そこに暖簾が下がっていて、「年末ジャンボ売り出し中」と書いてあった。

 「おお、もうそんな季節か」というので、店の前へ行くと、2,3人、並んでいる。数分並んで30枚、買った。

 数日後、女婿が来宅したので、「年末ジャンボを買ったか」と聞いた。すると、「ええ、30分も並んで買いました」と言う。

 「ふ〜ん、30分....それはきっと○○チャンスセンターとか、ようするに、よくアタリクジが出る店へわざわざ行ったんだろう」というと
 「もちろん、そうです」と云う返事。

 「そんなもん、どこで買っても同じだろうに。ワシなんか、数分しか並ばなかったぞ」と言うと、「お父さん、そのクジは絶対に当たらないと思います」(゚0゚)

 「なぜじゃ。チャンスセンターとかでアタリクジが出るのは、単にたくさん売れるからに過ぎん。たった1枚しか買わなかったのに、それが1億円当たったという話も聞くし、何十万円も買ったのに、元も取れなかったなんて話はいくらでも聞くぞ」

 「でも、やっぱりお父さんのは当たらないと思います」
 「ふん、そりはいったいどういうワケだ....」
 
 「宝クジの売店が二つしかないとして、A店で99%、B店で1%売れるとします」
 「ふんふん」
 「すると低い金額の方のアタリは○○枚に1本というようになっているので、そのパーセンテージでアタリが出ます。しかし1等とか2等なんてのは、○万枚に1本なんて公平に分けられてない」
 「そりゃそうかも....」

 「そこで常識的に考えると、1等とか2等というのは99%売れる店に全部含まれていて、1%しか売れない店には1本も無いと言うことになるんじゃないでしょうか」
 「ふ〜む」
 「そこで99%売れる店からアタリクジが全部出ることはあっても、1%の店からは1本も出ないと言うことになります」
 「・・・・」
 「つまり私の買った店にはアタリクジが存在するかも知れないけど、お父さんの買った店には、そもそもアタリクジが存在しない。だから絶対当たらない」

 う〜む、なんだか分かったような分からないような話だ。(^-^;
 まぁ、お互い、年末までの命だと思うぞ。(笑)

前へ  次へ  目次へ