ドラ07・連続杠のドラめくり
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あべ 2009.11.22
突然のメール失礼いたします。 あべ と申します。
浅見様のサイトを見ていて、どうしても質問したいことがあったので質問させていただきます。
槓ドラの増え方について、「即乗り」「後乗り」のルールがありますが、仲間内では暗槓は即乗り、明槓は後乗りとしています。このルールですと、明槓した直後にリンシャン牌で暗槓をしたならばドラはどのように増えるのでしょうか?
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あさみ 投稿日:2009.11.24
こんにちわ、あべ さん
なるほど、「先に暗杠、続いて明杠(小明杠)」なら話は簡単ですが、逆の場合は たしかにややこしい感じですね。極端な場合、「最初に大明杠→続いて小明杠→続いて暗杠」という場合もあります。また「暗杠→小明杠→暗杠」というケースもあり得ます。こうなると“いったいどうするんじゃい”という感じになります(^-^;
いくら暗杠は即乗りといっても、明杠を飛び越して暗杠のところだけドラをめくるというのもヘンな感じです。また後カンが暗杠なら 先カンが明杠でも
両方即めくりするというのも、なんとなく理屈に合わない気がします。もちろん「なにごとも“決め”」なので、そのようにしても構わないといえば構わないのですけれど。
とはいえせっかくなので“決め”で片づけるのではなくて、できるだけ理屈的に考えてみます。話の前整理しておきますと、一般に「即乗り」とは「カンと発声して同一牌4枚を見せた段階でドラめくり」することを意味します。そこで開杠者が嶺上牌でツモアガリすればカンドラも有効となります(もちろん“手牌にあれば”ですが)。
そして「後乗り」は、「明杠者の捨て牌が通ってからドラめくり」することを意味します。捨て牌が通ってからドラめくりするのですから、明杠者が嶺上開花してもドラが乗りません。また明杠者が捨て牌で放銃しても、相手にドラが乗りません。つまり途中で何か(アガリとか連続カンとか)あった」ということに関係なく、明杠は「明杠者の捨て牌が通ってからドラめくり」ということがポイントと思います。
そこで これを質問のケースに当てはめて理屈っぽく考えた場合、「最初の明杠の捨て牌が行われていないのでドラめくりしない。最初のドラめくりをしない以上、後の杠も(明杠、暗杠に関係なく)ドラめくりしない」ということになると思います。
そこで「暗杠→小明杠→暗杠→嶺上開花」のケースがあった場合も、ドラをめくるのは最初の暗杠だけ。次の明杠はドラをめくらない。最後の暗杠も杠した人の捨て牌が通ってからめくるということになると思います。
理屈的にはとそんな感じと思いますが、現在は赤ドラなどドラが大はやりの昨今です。“明”とか“暗”に関係なく、「カンドラは全部即めくり」とすれば話が簡単になるように思います。
あさみ
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あべ 2009.12.01
あさみさま、丁寧なご返事ありがとうございました、
前述の、明槓→暗槓→嶺上開花のようなケースの場合やはり、ドラはめくらないとする方が順当な解釈となりそうだと言うことですね。
確かに、昨今のフリー雀荘などでは槓ドラは即乗りとするルールが大半ですし、非常にレアケースであるので、実戦でお目にかかることはまずないと思いますが、非常に気になってメールさせていただきました。
瑣末な質問に関わらずご親切に解説していただきありがとうございました。
あべ
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我打麻将 投稿日:2009/12/04(Fri)
オンライン麻雀「天鳳」では明杠の場合に後めくりを採用していますが、そこのルールでは「打牌または続く嶺上の直前」としているようです。
こちらは「後めくり」の条件として「打牌が通ってから」ではなく「打牌が決まってから」のようですが、続けての杠では次の杠の嶺上の直前となっています。
大明杠→加杠が搶杠された場合に前杠で増えたドラが乗るのかどうかが微妙ですが、背景には「杠と打牌の (プログラムの処理としての) 類似性」があると思います。
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あさみ 投稿日:2009/12/06(Sun)
ども、我打麻将さん
なるほろ。
1回だけの明杠の場合は打牌を決めたとき、めくる。
続いて明杠があった場合は 後明杠の宣言があって同一牌4枚をみせたとき、
最初の明杠ドラをめくる ということですね。
「打牌が決まってから」というのが どの時点を意味しているのか よく分かりませんが(捨て牌を持ち上げたとき?)、このルールの場合 後明杠で嶺上開花すれば最初の明杠のドラは有効ということになるわけですね。
「明杠は後めくり,暗杠は即めくり」というルールであっても、「ミンカンは捨て牌が通ってからめくる」ということにこだわらなければ、質問のケース(明杠→暗杠)の場合も両方めくりOKということになりますね。
>大明杠→加杠が搶杠された場合に前杠で増えたドラが乗るのかどうかが微妙ですが、
たしかにが微妙ですね。
理屈的に考えれば、後明杠に搶杠があれば後明杠は消滅→連続杠にならない→最初の大明杠は後めくりルール適用→カンドラはめくらない→搶杠プレーヤーにもカンドラは乗らない、という感じです。
この伝でゆくと 小明杠が3連続して3回目の加杠が搶杠された場合、「1回めのカンドラだけめくりOK、2回目以降はめくられないということになります。なんだかドミノ倒しが途中で失敗したような感じ。(^-^;
いずれにしてもカンドラのめくり時期などは枝葉末節の問題なので、「すべて即めくり」としておいた方がスッキリさっぱりの感じです。
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我打麻将 投稿日:2009/12/07(Mon)
> 「打牌が決まってから」というのが どの時点を意味しているのか よく分かりませんが(捨て牌を持ち上げたとき?)、
オンライン麻雀なので「打牌するユーザが打牌選択の操作をしたとき」です。
> 理屈的に考えれば、後明杠に搶杠があれば後明杠は消滅→連続杠にならない
>→最初の大明杠は後めくりルール適用→カンドラはめくらない
>→搶杠プレーヤーにもカンドラは乗らない、という感じです。
打牌選択が加杠選択と同等の処理になっている場合、後明杠の選択時にドラがアクティブになるのでしょう。
複数の処理がある場合、1つの処理が確実に終了してから次の処理へ移る方が、プログラムとしてはずっと簡単になりますので。
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あさみ 投稿日:2009/12/07(Mon)
>オンライン麻雀なので「打牌するユーザが打牌選択の操作をしたとき」です。
なるほど、選択牌にカーソルを当ててクリックしたときということですか。
しかしこれはネト麻ならではの選択分岐点ですね。
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