ドラ03・槓ドラ
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槓ドラの発生やその理由を教えて下さい。
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あさみ
ゲーム中に最初のドラがすべて捨てられてしまうことがあります。最初はそのままで行われていましたが、どうもサビシイ。そこで昭和30年代の終わり頃、ドラが全部捨てられてしまったら新ドラ(現在の杠ドラ)をめくるようになりました(当時、これをドラ変わりと呼んでいた記憶です)。
最初は本来のドラが出切れた場合にめくっていましたが、やがてドラがカンされて無くなった場合もめくられるようになったようです。理由はよく分かりませんが、ドラの独り占め状態が面白くなかったのかも知れません。
そしてやがて昭和40年代に入ると元のドラが無くなったり ドラがカンされた場合だけでなく、とにかく何かカンがあったらめくられるようになり、現在に至っています。
※上記のこと(ドラ変わり→カンドラ増え)は順を追って変化 採用されていったのではありません。たとえばσ(-_-)の古くからの知人の場合、昭和40年代の当初 ドラ変わりとカンドラ増えの両方のルールを同時に採用してプレーしていました。
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アンカンとミンカンのちがいは、アンカンは「カン」の発声と同時にリンシャンをツモり、そのときにドラ表示を一枚めくり、新ドラを確認してから捨て牌します。ミンカンの場合は、新ドラは自分が捨ててからでないとめくることは出来ないと本にのっていました。
ではミンカンでリンシャンツモの場合、新ドラはめくれない(のらない)のでしょうか? 「カン」は現実として行っているわけですが・・・・。
さらにミンカンでリンシャン牌をツモり、自分が捨てた打牌が当たり牌のとき、リンシャンロンで一役つくのは分かるのですが、新ドラはのるのでしょうか?
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あさみ
カンドラのめくり方については、このほかにも「アンカンもミンカンも嶺上牌を取得する前にめくる」とか、「アンカンもミンカンも、捨て牌してそれが通ったときめくる」などというルールがあります。質問者さんが読まれた本は、その中間的なルールを採用していたということになります。
どのルールを採用しても構わないのですが、現在一般的なのは、「アンカンもミンカンも嶺上牌を取得する前にめくる」というルールと思います。このルールであれば、もちろん質問のケースもカンドラは有効となります。逆に「捨て牌してからめくる」というルールの場合は、質問のケースではカンドラは付かないことになります。
で これがその本に載っていたルールでゲームしていたとすれば、ミンカンは捨て牌しなければ新ドラをめくれないのですから、明槓で嶺上開花しても、また自分が捨て牌が当たり牌となったときにもカンドラは関係無いことになります。
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ありありルールで明槓を行った時に、槓ドラはすぐに成立するのでしょうか。それとも王牌をツモって河に一枚捨てた時点で槓ドラが成立するのでしょうか。
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あさみ
槓ドラについては、「即乗(そくの)り」というルールと、「後乗(あとの)り」というルールがあります。どちらのルールも行われていますが、「即乗り」の方が主流と思います。
即乗りはアンカン ミンカンに関係なく、同一牌4枚を明示すれば すぐ指示牌をめくり、槓ドラが有効となります。したがって嶺上開花すれば槓ドラがつきますし、捨て牌が放銃となったときは、相手にも有効となります。
後乗りの場合は、「その捨て牌がロンされなかったとき有効」とされます。したがって嶺上開花しても槓ドラはつきませんし、捨て牌が放銃となっても、相手にもつきません。
*一部には「暗槓は即乗り、明槓は後乗り」というルールもあります。
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リーチしている時点で他家がミンカンしたものをチャンカンでロン、もしくはカン直後の捨て牌でロンだった場合は、カンドラは有効となるのでしょうか?
また あるインターネット麻雀では、アンカンでもミンカンでも王牌からつもる時点でカンドラがめくられていました。しかし私は「暗カンは王牌をつもる前にカンドラをめくることができるが、ミンカンは王牌をつもって、切ってから、はじめてめくることが出来る」と考えていましたので。
どちらが一般的なんでしょう?
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あさみ
まずチャンカンでロンしたというケースですが、この場合はカンドラは増えないというのがメジャーな解釈となっています(チャンカンされると、カンそのものが成立しませんので)。
次にアンカンとミンカンのめくり時期の問題ですが、これには質問者さんが行っている方法を含め、いくつかのルールがあります。つまり採用しているルールによって、めくり時期が異なります。そこで何が正しいとは言えないのですが、一般的には「アンカンでもミンカンでもカンが認められた時点(嶺上牌をツモる前)にめくる(即乗り)」というルールが多いと思います。
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