Classic story 古今小説 

    (00)はじめに


 麻雀小説といえば、雀聖・阿佐田哲也の麻雀放浪記。とはいうものの、それ以前に麻雀小説が存在しなかったわけではない。 たしかそれ以前にも、三好徹や五味康祐、寺内大吉が麻雀小説(短編)を発表している。

 ここで紹介する麻雀小説は、そういう戦後の新しい麻雀小説だけではない。戦前(昭和20年以前)に書かれた国内、海外の麻雀小説が主体である。

 もちろんそんな時代に 全編これ麻雀シーンの連続という小説など存在しない。あくまで或る小説中に麻雀シーンがかなり濃密に書き込まれているレベルのものである。

 これらの古典小説には、まだσ(-_-)がHPを開設していなかった頃、MK氏の好意により、そのサイトにUPさせて頂いていたものがある。新規分もおいおい紹介させていただくが、まずは既UP分からスタートする。

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