(7a)麻生雀仙


 麻生雀仙(あそうじゃんせん)は、JN(じゃんネーム)。本名は賀来敏夫(かくとしお)といい、日本最初の麻雀クラブを開設した。

 東亜同文書院(こんにちの愛知大学の前身)出身。大正7年(1918年)、東京・赤坂の洋食屋「梅香亭」の2Fを借りて麻雀クラブを開設した。これが本邦初の会員制の麻雀クラブ。ただしこの麻雀クラブは少数愛好家のサロン的なもので、後の営業麻雀荘とは異なるものであった。

 昭和3年、榛原茂樹氏とともに銀雀会(後に日本雀院と改称)を設立した。著書に「麻雀規範(T12/11/300)」がある。

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