Book review 書壇。
(85)平成20年度コミック大賞
本年(12008年)のコミック大賞は、「ナグモ」(前田じろう 近麻)。掲載が始まった当初は(単発的な際物作品、たぶん半年くらいの連載か)と思っていた。ところが半年どころか もう2年くらい連載されている。
趣向をこらした麻雀遊びがいろいろ登場するので(意外と面白いな)と思っていたが、ストーリーの内容もけっこう深い。孤児集団までからんで なんだかよく分からないストーリーだけど、つい読んでしまう。(^-^)登場するキャラも個性豊かで なかなか多彩。主人公のナグモが敗退したんでは話にならないので、バトルを繰り返しながら上級階層に進んでゆくと思うが、まだ2年くらい続くのか?。
で今年の特別賞は、「アーニャの麻雀日より」(萩原れいじ)これも掲載が始まった当初はたわいない つかみマンガと思っていた。しかし軽いエロがちりばめられた たわいないエピソードが意外にオモシロイ。ということで、これからの連載も期待。