近代麻雀7月15日号から、哭きの竜・外伝の連載が始まった。
“じつは死んでいなかった”、というのは魁・男塾のパターンだが、まさか....はたして彼は誰なのか、まことに興味津々。
それはともかく、連載開始号でリュウがゲームしている雀荘が大阪の新世界。
最初に出てくる新世界の風景。思わずブーマン由来記を思い出した。
このアングルは通天閣が正面に見えるので、いちばんポピュラーなアングル。σ(-_-)も新世界に行ったとき、同じアングルで写真を撮った。ほら、左側の「ふぐ日本一」とか、右側の「半田屋酒店」という看板まで同じ。
そいで取材旅行を思い出し、(懐かしいな)と思いながら読んでいたら、さらに“あらら”と思うコマ。
雨降りの日とかでマンガでは分かりにくいが、行ったことのあるσ(-_-)にはすぐ分かった。これはじゃんじゃん横町を抜けたところにあるニューマルコ。
新世界には何軒かの雀荘がある。しかし人気マンガでここまで宣伝してくれるんだから、PR効果抜群。σ(-_-)は中に入ったことはないが、ちゃんと中の様子も描写してくれている。おかげで、もう一度、出かける手間がはぶけた。
ここへヤクザの親分が乗り込んで、拳銃を振り回す。なんだかとっても物騒で、宣伝どころか逆効果にならないのかな?。
親分は、その店でリュウとゲームを始める。もちろんヤクザが乗り込んできて拳銃を振り回しても、お巡りさんは1人も来ん。新世界は不思議な街だ。
そして東の1局6巡目、リュウは生牌のを切った後、下家のを大明槓。そしてまたを切った。それを見た親分、
「のトイツ落としか...貴様の狙いは何だ?。それでアガれるのか。フッフッフ」
って東の1局なんだから、は効いているじゃん。それにドラはだから、隠しドラが恐ろしい。そんなところへ「狙いは何だ?」と聞かれても答えるヤツはいないと思うぞ....
そのあとリュウはをポンしてチー。どう考えても混一構え。
こここで親分は、門混一通のマチ。
親分、ここへを引く。
ツモ切りするか切るか。少し迷ってを切る。これが見事にリュウにドッスン。
それは仕方ないけれど、を切るときの親分の「はない!!」という判断の基準が分からん。仮にが4枚切れでも、生牌のなんぞ超危険牌....
おまけにこの超危険牌で放銃したあとのナレーション。
「三上はうれしかった・・・この男が竜であれ、竜の分身であれ、誰であれ、そんなことはどうでもよかった・・・」
なんだかもうヤケクソのような....(^-^;