キネマ旬報という名の映画雑誌(キネマとはシネマの別の表現)。これの1984年10月号。そしてあの不朽の名作、「麻雀放浪記」の特集号である。
公開されたとき、必死こいて観に行った。(^-^;
面白かったし嬉しかった。大体小説が映画化されるち、ひたすら原作を破壊した出来上がりのものが多い。
この映画にしても、和田誠という、それまで聞いたことのない監督(ってゆーか、初監督作品)。必死になって観にいった反面、ほとんど期待していなかった。しかし出来上がりは原作の迫力そのままの素晴らしいものだった。もう和田監督に感謝 and 最敬礼するしかない。
導入部。焼け跡シーンと、そこに流れるリンゴの唄。そして戦後の一時期を彷彿とさせるチンリロリン部落でのエピソードへと続く。
ここで主人公の坊や哲がドサ健と出会うわけだが、このエピソードのときだけ登場するオカマちゃんが抜群だった。
※見たときは、(ひでぇのが出てきたな)と思ったが、後で聞いたら実は有名な推理小説評論家だった。
左側のスチール写真は、主人公の真田浩之とアメリカンクラブのオーナーである加賀まり子。もともとσ(^-^)は加賀まり子のファンなので、このときも(なんて、いい女だ)と思った。(^-^;
右側は積み込み名人の出目徳が、九連宝灯をアガった直後に倒れてしまったところ。う〜みゅ、一時は、(どうせならこのように)と思った時期もあった。しかしいまはなんとも言えない。(-_-)
写真をもっともっと紹介したいが、問題が生じてもいけないので、こいだけ。(_
_; いいたいことは、「キネマ旬報の1986年10月号は、愛雀家にとって大事な雑誌」ということなのさ。
|