Guest Laboratory ゲスト研究室 

     (16)第1打に東 を切ってみる


とつげき九州 投稿日:2007/11/10(Sat)

お久しぶりです、いつも楽しく読ませていただいております。

 南家の第1ツモ後の手牌に東 が1枚あり、その東 を切ったとき、第1打牌を終えた親の手牌に東(第1打に東を切ることは考えない)が2枚ある確率はどれくらいだろうと思い、計算してみました。
前提として、
・親は東 が対子なら、どのような形でも必ず仕掛ける。
・ドラ表示牌は東 ではない。
・私(南家)に1枚だけ東 がある。
・親の第1打は東 ではない、またその牌を誰も鳴かない。

よって「親の配牌に東 が対子であり、私に(第1ツモ後)1枚だけ東 がある確率を求める」

考え方A
1.親に(ドラ表除く)135枚から14枚、任意に配る。
2.その14枚の中に、東 が2枚ある確率を求める。
3.私(南家)に135−14=121枚から13+1=14枚、任意に配る。
4.その14枚の中に東 が1枚ある確率を求める。
5.2と4の結果をかけたものが求める確率。

(4C2*131C12/135C14)*(2C1*119C13/121C14)=0.0103…
約1.03%ですね。

考え方B
1.私(南家)に135枚から14枚配る。
2.そのうちの1枚が東
3.親に121枚から14枚配る。
4.そのうちの2枚が東
5.2×4で求める確率。

(4C1*131C13/135C14)*(3C2*118C12/121C14)=0.0103…

約1.03%
ということで、「南家が第1打に東 を切ったとき“親が鳴くことができる確率は約1.03%」となりました。

#計算に関しては関数電卓(デンタ君)がしてくれました^^
 * は×、/ は÷を表しています。


よっしー 投稿日:2007/12/30(Sun)

こんにちは。はじめまして。
記事”第1打に東 を切ったときになかれる確率”についてです。
南家が1枚持っている確率と東家が2枚持っている確率をかけていますが、”南家が東 を切ったときになかれる確率”ならば、南家は東 を持っている前提となり、東家が2枚持っている確率だけでいいのでもっと高くなると思います。
 記事が間違いというわけではなく、そのような現象が起きる確率は麻雀全体の1パーセント程度でも、南家の立場で東 を切ったらどれくらいの確率でなかれるんだろう・・って考えたときにはもっと確率は高いということです(具体的な計算はしてません。ごめんなさい・・)。

とつげき九州 投稿日:2007/12/31(Mon)

前提でも計算しなくてはいけないことも多々あります。
前提という言葉がまずかったのなら申し訳ないです。m(__)m

ちなみに今回、私が計算したのは「配牌をとる前の段階で、そのような配牌が来る確率」です。

南家が持っている確率をかけなかった場合、ただ3枚中2枚を持っている確率となります。残り1枚は誰の手にあるか、はたまた山にあるかはわかりません。だから東家が東対子の確率だけで考えるならばもっと高くなります。
しかし今回、そのような計算をしようと思い立ったきっかけとして、配牌できた東 を絞るか手がいいなら第一打できるか、どっちがいいんだろう?と疑問をもち、計算しました。自分の手にないならば東が対子であろうと、どうでもよいことなので、あのような計算をしています。

もしまだ疑問でしたら、またその旨を知らせていただけたら幸いです。

よっしー 投稿日:2008/01/03(Thu)

明けましておめでとうございます。

僕も少し勘違いしていたんですけど、”配牌できた東を絞るか手がいいなら第一打できるか、どっちがいいんだろう?”

という計算の場合、ドラ表と自分の持っている東 をぬいた134枚(東 は残り3枚)のうち、東家の配牌14枚の中に東が2枚入り込む確率となりますね。

前提についてですが、前提が起きた後の確率と起きる前の確率はことなるもので、2つの” 〜 ” で書かれていたことがらは、前提が起きた後の確率と起きる前の確率の2つをあらわしているので、同じではないはずです。(南家がすでに東をもっているとしたら、条件付確率の計算になるはずです)。起きる前の計算としては近似値として、かなり正しいと思います。

我打麻将 投稿日:2008/01/05(Sat)
<仮定>
・ドラ指標牌は東ではない
・親の第1打は東ではなく、鳴かれない(東を切った場合を考えないのではなく、何があっても親は第1打に東を切らないという仮定)。
・南家の私の配牌+第1ツモの14枚のうち、1枚が東である。
・南家の私は第1打に東を切る。
<事象>
・親がポン可能である(かつ、槓可能でない)。
<=> 親の配牌14枚のうち、ちょうど2枚が東であった。

見えている牌は
東 : 1枚
他 : 15枚(手牌13枚+親の第1打+ドラ指標牌)
見えていない牌は、引き算により
東 : 3枚
他 : 117枚
合計: 120枚

親の配牌14枚のうち1枚は既知であるから、残り13枚のうち2枚が東である確率は
3C2・117C11/120C13
=3!117!13!107!/2!1!11!106!120!
=3・13・12・107/120・119・118
=4173/140420
≒0.0297
http://blog.livedoor.jp/wo_da_majiang/
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