万五郎の紹介 万五郎とは、辰野町大字樋口字万五郎 という地名です。地元では、樋口区万五郎耕地(戸数70)と言います。読み方は「まんごろう」が正しいと思いますが、みんなは「まぐろ」と言っています。魚のマグロとは、アクセントはちがいますが・・・。 万五郎耕地 中央のこんもりとした山が荒神山で、松林の中に荒神社が祀られています。樋口次郎兼光(木曽義仲の四天王)が、戦勝祈願をしています。 この山を中心に、「荒神山スポーツ公園」が整備され、パークホテル、美術館、町民体育館、野球場、陸上競技場、テニスコート、スライダープール(現在休止中)、湯にいくセンター(日帰り温泉)、たつの海(溜池)などが設置されています。辰野自動車学校、世界昆虫館もあります。左奥から手前に、天竜川が流れています。とてものどかな集落です。 八王子神社 スサノウノミコトの御子等八柱を祀る。 太古、荒神山の北方は大蛇が住む「辰の湖」であったが、涸れて平野となった。その後、毎年疫病が流行したので、大蛇の崇りと恐れ、八柱を奉祀して無病を祈願したとされています。 万五郎地蔵尊 昔、行き倒れた公家の姫を村人が助けて住まわせました。やがて、生まれた姫の子は、河童に天竜川へ引き込まれ、嘆き悲しむ姫も大洪水で亡くなったので、村人が子持地蔵を建て祀りました。 子どもおもいの姫の霊にあやかって、子どもの願いは何でも叶えられるという信仰が集められています。 双体道祖神 当店に入る道路の傍らにあります。 萬延(まんじゅ)元庚申(かのえさる)年(1860年)とあります。 辰野町には、数多くの道祖神が点在していますが、双体道祖神で上部に鶴、下部に亀が彫られているおめでたい道祖神はこれだけです。かなり、珍しいもののようです。 |