日ごろのご利用に感謝して、土用の7月23日(土)〜25日(月)の3日間に、寒晒しそばを提供させていただきます。
  寒晒しそばは、アクが抜け甘味があり、モチモチとした食感とともにそばの味が口いっぱいに広がります。   今年は試験的に仕込みましたが、みなさんのご好評をいただけられば、来年はもっと増やしたいと思いますが・・・。ご意見をお願いします。

  日ごろのご利用に感謝して、
土用の7月22日(土)から、土用期間中(玄蕎麦がなくなるまで)に、寒晒しそばを提供させていただきます。
 秋に収穫した蕎麦の実を網袋に入れ、寒中の冷たい清流に一週間以上浸し、雪の舞う戸外で天日と寒風に晒して乾燥させて、夏まで保存します。

 寒晒しそば、アクが抜け甘味があり、モチモチとした食感とともにそばの味が口いっぱいに広がります。
 

暑い土用に、 寒晒しそばを!

寒晒し・玄・石臼碾きぐるみ・十割田舎そば

厳冬期の冷水に浸す蕎麦の実

寒晒しそば

 江戸時代に将軍家へ、夏の土用そばとして「暑中寒晒蕎麦」を信濃国伊那郡高遠藩・諏訪郡高島藩の2藩が献上していたようです。
 そばの味はシンプルで、驚くほどの味の違いはわかりにくいものです。でも、厳冬期に冷水と寒気に晒したそばは、寒天や凍り餅・凍み豆腐と同様に自然の力を使ったフリーズドライ食品であり、先人が極めた美味しい伝統の味だと思います。