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花粉症のお話


毎年、花粉症に悩まされる方が増えています。昨年まで何ともなかったのに突然花粉症になったり、急に症状が強くでる方もいます。
これはその方の防衛力=バリア力に関係します。

中医学では、花粉・ウィルス・ダニ・温度変化などから体を守る力を「衛気(えき)」といいます。

衛気は皮ふや粘膜の働きに近く、衛気が充実していると、体を守るバリア力や免疫力がアップし、花粉症はもとより病気になりにくい体になります。

また、以下は衛気が弱まる原因となります。
       睡眠不足
       偏食
       過労
       ストレス




花粉症はつらいです





花粉症の症状には、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみ、などいろいろありますが、大きく2つのタイプ、「風寒タイプ」と「風熱タイプ」に分けられます。

   風寒タイプ 風熱タイプ
特徴 ・多量のくしゃみ
・透明な鼻水
・鼻づまり
・冷え症
・胃下垂
・疲れやすい
・粘りがあり黄色っぽい鼻水
・鼻づまり
・目のかゆみや充血
・のどの痛みなどの炎症
・汗をかきやすい
・のぼせ
原因 体が冷えて過剰な水分が溜まっている 体に余分な熱と水分が溜まっている
対策 ・身体を温める
・軽い運動をする(ウォーキングやストレッチなど)
・むくみを取る
・生もの、冷たい飲食は避ける
・体力のある方は水泳やランニングを
・食べ過ぎない
・にんにく、生姜、唐辛子など刺激のある辛い飲食は避ける
よいもの シソ、ショウガ、ねぎなど体を温めるもの 薄荷・菊花・ドクダミなどのハーブティー





さて、あなたはどちらのタイプでしたか?下記に花粉症の方にオススメの漢方薬をご紹介します。漢方薬は、ひとりひとりの症状や体質に併せて選ぶことが大切です。服用の際には是非、当店に一度ご相談にいらしてください!

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衛益顆粒
◆ 衛益顆粒
   (えいえきかりゅう)
不足している衛気を補う(補益)ことにより、虚弱体質改善目的で使用される。


◆ 小青竜湯エキス
   (しょうせいりゅうとうえきす)
小青竜湯エキス
涙や鼻水等の多い人。細粒剤であるため溶けやすく、のどや舌にくっついたり、飛散するような不快感がない。

 


葛根湯加辛夷川弓エキス細粒
◆ 葛根湯加辛夷川弓
   エキス細粒

   (かっこんとうかしんい
   せんきゅうえきすさいりゅう)
青白い鼻水(膿性鼻水)、鼻づまり、頭痛、肩こりなどの症状に用いる。


◆ 天津感冒片
   (てんしんかんぼうへん)
天津感冒片
熱性でのどの痛み、熱による口やのどの渇き、せき、頭痛などの症状が現れる場合に用いる。


香菊花
◆ 香菊花
   (しゃんきっか)
日本でも秋の花としてなじみの深い菊、中国では健康茶として菊花を乾燥させた「菊花茶」を飲む習慣があり、「香菊花」はお茶用の菊として有名な杭白菊を原料に、菊花のエキスに菊花の微粉末を加えた粉末タイプ。


※漢方薬は医薬品です。服用の際、ご不明な点等ございました場合には、当店までご相談ください。





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