OPEN GARDEN



GothicGardensの綿津見 青さんの従妹さんが千葉県佐倉市で
オープンガーデンをしているとうかがったのでお邪魔させていただきました。

従妹さんはイギリス、スコットランドのガーデンでお仕事をされている方です。
背筋をスッと伸ばし楚々とした、とても気さくで、素敵な方でした。


庭は細い道を挟んで二つに分かれています。
個人の庭ですから、けして広いというわけではありません.
でも、たくさんの参考になるポイントを見つけました。


庭の入り口のプレート。
「どうぞ、お入りください」と書かれています。
庭主さんの優しい心使いが伝わりますね。
薔薇は春風。
降るように咲くポールズ・ヒマラヤンムスク。
植えてから4・5年だそうですが、
とても見事でした。(^^)
これを見てしまうと、欲しくなってしまいます。
葉陰で見つけた、太目のイモムシ君。
従妹さんは、
「池の鯉にあげましょうね」といって
やさしく手のひらに乗せました。
そんな優しさが庭にあふれていました。
庭を巡る小路。
路を作ることで庭に変化が生まれます。
レンガの敷き方にも工夫があります。
(photo by 従妹さん)




確かに、美しく薔薇が咲く庭なのですが
ただそれだけでなく、庭主さんからの
メッセージを感じました。

それは実に小気味のよい場所に作らた
様々なフォーカル・ポイントでした。
ハニーサックルと薔薇。
歌にもありますね(^^;

さすが、イギリス仕込み!!
このセンス見習いたいです。
アンティークを使ったつる物のポット。
小物の置き方一つで庭の感じが
違ってきます。

ベンチを中心にしたコーナー。
後ろのレンガはご自分で積まれたそうです
ぺネロープが咲き乱れていました。
他のハーブなどの植物との組み合わせにも
気を使っていらっしゃいました。
足元にはキャットミントが・・



アデレード・オルレアン。
ピンクの蕾がとてもかわいいですね(^^)!
比較的細いつるを伸ばしたこの薔薇は
花綱に誘引してありました。
花綱は綱を渡して、それに薔薇を絡ませていく
やり方です。
本当は太い綱を渡すのですが、手に入らず
細いロープを三つ編みにして使っていました。
庭木と庭木の間を渡してありました。

花綱、参考写真。
大阪府蜻蛉池公園より
花格子の会、byMさんよりお借りしました。

こう見ると、まさか個人のお宅で応用できる
とはおもいませんね。(^^;)




スコットランドの写真を見せていただきながら、お話も少しうかがいました。
堆肥は、やはり馬糞やマッシュルームコンポストという有機堆肥などを使っているようです。
それも、冬の間、宿根草など隠れてしまうほど、敷き詰めるのだそうです。
是非、スコットランドに遊びに来て下さいね。」
といわれ、心はもうスコットランドに飛んでいってしまったのでした・・・(単純)

「スコットランドに行ってしまうと、この庭を見ることができなくなる・・・さみしいです。
もちろん、父が手入れをしてはくれるとは思うけれど・・・」
そうつぶやく従妹さんの言葉に、自分の造ってきた庭への深い愛情を感じたのでした。
本当にとても楽しい時間を過ごさせていただきました。


お父様は佐倉市近辺のお庭をお持ちの方たちと
オープンガーデンのクラブをつくっていらっしゃいます。
月に一回持ち回りで例会も行っていらっしゃるそうです。

オープンガーデンは日本ではまだ始まったばかりです。
イギリスとはもちろん違った形になるのではないかと思っています。
いずれにせよ、薔薇や庭を愛するものにとって、
楽しく有意義なものになって欲しいと思いました。
お父様のご活躍も期待しています。