2種類のバラゾウムシ




2010年6月、庭のデージーの花の上で花粉を食べているバラゾウムシを見つけました。
背中に模様があって、いつも見慣れたバラゾウムシとは違います。


 前ページにも書きましたが、バラゾウムシは通称で「クロケシツブチョッキリ」
 ちょっと毛深い「ヒメケブカチョッキリ」だと思っていたのですが、、、

 どうやら・・・チョッキリ系以外にもう1種類いるようです。





イチゴハナゾウムシ



「下手の園芸」のヘタエンさんにイチゴハナゾウムシを教えていただきました。m(_ _)m
(◆ここ参照◆)

イチゴハナゾウムシはゾウムシ科に属します。
黒粒のクロケシツブチョッキリはオトシブミ科に属するのでちょっと違います。

日本全土に分布し、体調3ミリメートル内外、背中の模様に特徴があります。
(あれ?日本全土?北海道はバラゾウムシの被害はないと聞きますが・・・)
名前の通りイチゴの害虫として知られているようです。

背中に模様があります。上の棒はつまようじです。 こちらも死んだふりはお得意。足がちょっと太いですね。

見た目にはクロケシツブチョッキリよりも、やや大きめです。
それに花粉好き。
でも、基本的にはやることは同じです。
薔薇の蕾をチクチク挿して落とし、葉先をチョリチョリにします。
生態なども同じのようです。。(^^;
サルスベリにもよくいるそうです。










今後もイチゴハナゾウムシとクロケシツブチョッキりとの違いなど、
 バラゾウムシの観察を続けていきたいと思います。
情報がありましたらお寄せください。