わたしは、犬も猫も好きです。将来、家族ができて動物を飼える環境になったら、絶対に側に置こうと思っていました。幸い、パートナーは犬が大好きでした。でも、猫は・・・。

最初、犬種はいろいろ考えました。シェパードのほかに、コーギー、ドーベルマン、チャウチャウ。でも、実際に飼いたい気持ちが固まってきたら、やっぱりシェパードが飼いたい!だって、警察犬にもなれるくらいお利口さんだし、顔立ちは精悍だし、姿は凛々しいし。
もうすぐ飼える環境になるという頃に、ある犬の訓練所にシェパードの子犬を予約しました。2000年の夏のことでした。

予約して2ヶ月ほど経ったある日、主人がドッグカタログをかかえて帰ってきました。「白いシェパードがいるんだよ。」と言うのです。そんな!シェパードって黒とタンでしょ!でも、開いたページには真っ白なシェパードが載っていました。凛々しくてやさしい感じもするホワイトシェパードをすっかり気に入ってしまいました。きっと小さい子供でも怖がらないわ。当時、息子は3歳、娘は1歳でしたから。(もちろん、予約はキャンセルです)



Tブリーダー探し
わたしはブリーダーを捜すべく、「ホワイトシェパード」でインターネットを検索しました。そして、3件だけヒットしました。1件はブリーダー、1件はホワイトシェパードのオーナー、もう1件は国際的にホワイトシェパードについて勉強されてる方。すぐに、メールを書いて情報収集を始めました。

U子犬が生まれた
ブリーダーには子犬が生まれたら知らせて下さるようにお願いしました。朗報は翌年(2001年)の夏に来ました。でも、飼う条件として、下の子が話がわかるようになる3歳になってからと決めていたので、この時は見送りました。次に連絡があったのは秋でした。娘も話がわかるようになってきたので、今回は飼うことに決め、出産の連絡を心待ちにしていましたが、メールには想像妊娠でしたと書かれており、家族でがっかりしたのは言うまでもありません。そして、また年が明けた2002年2月に何の前触れもなく、もうすぐ生まれるという連絡がありました。その2日後には、生まれたとのメールが届き、家族一同大喜びです。バンザイ!

V10人兄弟
兄弟姉妹は10頭。男の子2頭、女の子8頭。母子共に健康。本当によかったです。

Wパピーはいつ来るの?
生まれたからと言って、すぐに手元に来るわけではありません。通常引渡しができる月齢は、生後2ヶ月と聞いていましたが、耳にタトゥが入ればいつでも構わないとのこと。

Xパピー選び
うちでは、メス1頭を早い時期に予約していましたので、メス8頭の中から最初に選ぶことができました。
子犬の条件は、おとなしくて、被毛が長い子(ロングコート)です。
選び方は、ブリーダーが撮影したビデオを見て決めるという方法でした。そのビデオテープが手元に届いたのは、空港に引取りに行く当日の朝でした。
あわただしくビデオを再生し、何回か見て、一番元気の良い子犬を選んで、ブリーダーに電話しました。でも、実際に担当の方と話をすると、わたしたちが選んだ子犬は、元気が良すぎて小さい子供のいる家庭には向かないと言われました。そして、被毛の長さを考えると、選べるパピーは2頭からでした。その2頭のうちの、すぐに物陰に隠れてしまう臆病な子に決めました。

Yパピーにご対面
パピーは夕方4時羽田着の飛行機で来ることになりました。
3時間くらい早く着いたので、昼食を済ませて子供たちに飛行機を見せることにしました。そして、いよいよ貨物エリアへ。
引渡しカウンターに行くと、すでにケージが用意してあり、中にはもこもこした真っ白なパピーがいました。
受付のお姉さんにお礼を言って、ケージを車に載せ、パピーをケージから出してやりました。
もう、なんて可愛いんでしょう!
母親や兄弟から初めて離れたので、キュインキュインないてばかりいます。
ルナ!今日から、わたしがママよ!!!

Z名前の由来
Luna(ルナ)は息子が名付け親です。なぜかって?彼はウルトラマンコスモスがだ〜い好き!コスモスにはチェンジモードが3種類(ルナ、コロナ、エクリプス)あります。ルナモードは月のやさしさをあらわしています。パピーは女の子なのでルナになりました。