釣行記

太刀魚ジギングデビュー

2005-08-27

本日は以前からとっきぃーさんに誘われていた太刀魚ジギングです。わたくし本格的な海釣りは今回が初めてであります。
本日はけん。さん、ドジッ娘メイドさん、なかむーりょさん、KJさん、バーディングさん、haradaくんさん、izumiさん、とっきぃーさん、T氏さん、W氏さん、そして私の総勢11名の大所帯で船を仕立てての釣行です。

■いざ出発

我々とっきぃーさん組みは午前3時に待ち合わせ。これから相模湾、観音崎沖にほど近い金沢八景に向かいます。夜の高速をひた走り6時に到着。あら、かなり遠いと思ってたけど高速フルに使うとそうでもないんだね。まぁその分高速代が高いんですが。

出港準備をしているとけんさん組み到着。軽く挨拶を交わし全員そろったところで出港です!

八景島シーパラダイスを見ながらの出港

八景島シーパラダイスのまん前を通過中。
前日に台風11号が通過し台風一過で晴れ渡ってます。台風が吉と出るか凶と出るか・・・。

■釣り開始

船長から「始めてくださーい。水深20mね〜」のGoサインと共に皆さんジグを投入。私も見よう見まねでジグ投入。さすが100gジグ。あっさり海底に到達。

着底後、ロッドをビシッと煽りリールを一回巻くと言う動作を繰り返す『ハイピッチショートジャーク』で誘いをかける。いやージグ重いからこりゃ大変な釣りだわ。しばらく探ってみるが反応がナイ。

「はい、ちょっとあげてー」と船長からSTOP。ちょい移動し釣り再開。んが、またちょい移動で釣り再開。おいおいゆっくり釣りできないよ。どうも本日は太刀魚の反応が悪いらしくいいポイントを探してるってカンジ。

太刀魚渋いのか。んじゃとりあえずサバ釣りますか。軽めの28gジグ(と言ってもバスで言うところの1oz!)に付け替えてサバ狙い。水深は深いほうがいいのかな?良くわからないのでテキトーにピンピンしゃくってみる。

数投目で『くくーくくー』っと軽い引き。ん?掛かった?とりあえず合わせてみるとなんか掛かってる!非常にギルっぽい引きで釣れたのは狙い通りサバちゃんでした。とりあえずサバGet!

サバGet!サバ用ジグ

左/ジギングデビュー最初のキャッチはサバちゃんでした。これでボウズはまぬがれひと安心。
しかしサバって魚体はそれなりの大きさなのに大して引かないんだね。

右/これが私の対サバ攻略用ジグ。小さく見えますが28g(1oz)もあります。しかし海ではかなり軽いほう。

この調子でバンバンサバ釣ったるでぇ〜と思ったがそれっきりさっぱり。サバならガンガン釣れるはずだったんだけどな・・・。どうやら太刀魚だけでなく海全体が食い渋っているよう。なんとなくやばい雰囲気が立ち込める。

■なんだチミは!?

あまりの反応の悪さにポイントを大移動。ポイントに到着し船長からGoサイン。「始めてくださーい。水深90mね〜」
90m!深い!バスでは信じられない水深です。さっそく100gジグを投入。しかしこの水深になると結構大変。大変なんだけどこのハイピッチショートジャークって釣りはなぜかテンションが高くなる。

調子こいてビシビシやってると「ゴゴン!!」と強烈なアタリ!巻き合わせると・・・乗った!ガンガン潜る、走る、竿がすげー絞り込まれてるぞ!おぉこれぞ海ってカンジ。
しかしすげー引くな。太刀魚ってこんなにパワーあるのかな?もしかしてすんげーでかい太刀魚か?

やっと水面近くまで引き上げるとやけに平べったい魚体が一瞬見えた。え?平べったい?なんだコイツは?
「エチオピアだ!」と、とっきぃーさん。
エ、エチオピア!?なんかヤバげな名前だぞ!なんかヘンなもん釣っちまったのか!?
船長にタモでキャッチしてもらい、見事釣り上げた平べったい謎の魚。ちょいと不気味だが食べられるそうなので一応キープ。

謎の魚エチオピアの詳しい説明はコチラ

エチオピアGet!エチオピアGet!

左/この謎の魚は和名『シマガツオ』、別名『エチオピア』と言うらしい。相模湾では割とポピュラーな魚だそうです。
しかし私はコイツを初めて見たのでかなりビビってます。

右/これがシマガツオを釣り上げた100gジグ。でかいし重いです。この妙なラメラメ感がいいカンジ。

エチオピアを釣り上げ俄然やる気を出してしゃくりまくってみたがその後はどうもぱっとしない。
けんさん、izumiさんは本命の太刀魚を釣り上げているが他の方々はサバがぽつぽつ。ちょこちょこ移動し粘ってみるがやっぱりイマイチ。
終了時間も迫ってきたあたりでとっきぃーさんがワカシフィーバー。私もサバを1本追加し本日は終了。

いやぁ初海釣り、数は出ませんでしたがなかなか楽しめました。ジギングはクセになるかもしれん。

本日はみなさんお疲れ様でした。

■んでは食べてみる

釣った魚たちを食べてみようと思います。

しかしシマガツオの捌き方がわかりません。オロオロしてたら嫁さんが男気を出しザックザック捌いてくれました。(身はボロボロになってましたが)

シマガツオは刺身でもいけるらしいですが船宿のおばちゃんの話だと刺身はあんまりオススメしないとのこと。んではシマガツオとサバ1匹を竜田揚げ、サバ1匹をシメサバにしてみました。

ご注意!
賢明なみなさんは、魚の捌き方、調理の仕方は専門の書籍等を参考にするか、ベテランに教えてもらうかしてくださいね。シロウト判断でやると思わぬ落とし穴がありますんで。

竜田揚げ完成

左からシマガツオ、サバ、嫁さんが気を利かせて作った野菜天となってます。さすがシマガツオはでかいだけあってボリューム満点です。

では食べ慣れているサバから・・・サバ美味いですね。新鮮だからでしょうか、ぜんぜん生臭くないです。
さて、問題のシマガツオ。見た目と匂いは美味そうです。では食べてみます・・・おぉ!コイツは美味い!サバより脂が乗ってて少しも生臭くなく食べやすいです。よくある”白身魚のフライ”のような味です。

シメサバ完成

続きましてシメサバです。酢に2時間ほど漬けておいたんですがちょっと不安。一切れ食べてみて・・・生臭い!身の方はしっかりしまってると思うが皮の方がかなり怪しい。2・3切れ食べてみましたが生臭い&酸っぱいだけ。シメサバは失敗でしたね。

自分で釣った魚を食べるのは楽しいですね。ただ、いろんな意味で気をつけましょう。

■本日の釣果
俺・・・サバ2本。シマガツオ(エチオピア)1本
■本日の教訓
ジギングはかなり楽しい。
酔い止めは前日には用意しておくべき。
得体の知れない魚が掛かってもビビらないように。
釣った魚を生食するときはベテランに教えてもらうこと。