釣人ヨタ話

トップで釣りたい

2005-08-23

199X年あたりから『アンダーショットリグ』または『常吉リグ』なんてもんが流行りだす。流行り始めのころは『そんな軟弱なもんできるか!』と思っていたが、ふとしたきっかけでリグってみたらあっさり釣れちゃった。しかもそこそこサイズ。それからは『常吉サイコー!』とばかりにほとんどがコイツでの釣果になりました。

よく使ってたのがアングラーズチョイス ママスプリットテールビーバー、ゲーリーヤマモト カットテール、バークレー マイクロクローラー。特にマイクロクローラーは絶大な威力を発揮しました。どの釣り場に行ってもかなりの高確率でキャッチでき、まさにアブレ知らずでした。

しかし初めは釣れて単純に嬉しかったが、釣れるのが当たり前になってくるとバスが釣れてもなんか盛り上がりがイマイチって感じになってきました。

そんな状態がしばらく続いてたある日、yasuさんと榛名湖へボート釣りへ。yasuさん曰く、セミが水面に落下してるんでトップの反応がいいらしいとのこと。ふーん。じゃぁちんまいトップを持ってきますか。

釣りを開始してびっくり。 隣の人がトップでがんがん釣ってる! ルアーは恐らくトリックトラウトシケーダー(小)。私も負けじとタイニークレイジークロラーをキャスト。んが、釣れない。隣はトップで釣り続けているがこちらはサッパリ。時間ばかりが過ぎていく。

しょうがない、ワームで勝負しよう。
さすがワーム、あっさり釣れました。でも後が続かない。隣のトップは連発してたのに。

ワームは最強だと思っていたのにトップに釣り負けるってことがびっくり。 この一件からトップで釣りたい!って欲求がムクムクッと。
んで、過去に大量に買い漁ったトップ達を持って釣りに行ってみましたが・・・・・バイトすらなく釣り終了。ま、現実はこんなもんです。

でもトップの釣りはポイントドンピシャに投げる、きれいにアクションさせるって事が結構楽しい。また、釣れなくて当たり前って感じなんで釣果に左右されずにのんびりと釣りを楽しめることに気づきました。

何と言ってもあの『水面ドッカーン!』がどうしても見たくてしだいにトップの使用頻度が増えていくのでした。