2005-06-04
さぁやって参りました『ヘドンだらけの首フリ大会』! 私の持ってるへドンルアーの中ではたしてどの娘(ルアー)がいちばん首フリが上手いんでしょうか? じゃ一発目いってみよう!
■チャガースプーク
トップバッターは最近人気急上昇中の(俺の中で)チャガースプークです。最近ダブルフックに変えてイメチェンしました。どんなフリっぷりを見せてくれるんでしょうか?
釣り場について入水前の一投目。いきなりバイト! しかし残念ながらルアーがポロリと外れちゃいました。いきなりポロリです。さすが人気急上昇中。やる気を見せてくれます。
前回の釣行でチャガーの動きは知っていたんだけど、ダブルフックに交換してなんとなく動きにメリハリがなくなったような気がする。フックが軽くなったからかな? そのくせ結構根がかったりする。ダブルフックはあんまり意味なかったかも。
■マグナムトーピード
二人目はちょっと微妙な位置にいるマグナムトーピード。コイツを使うんならダイイングフラッター使っちゃうからね。でもぜんぜん使わないかと言われるとそうでもない。じゃ改めてフリっぷりを見てみましょう。
うーん。そつなくこなすなぁ。簡単操作で首フリするし、ポイントからそんなに移動しちゃうこともない。スイッシュ音もいい感じ。でもなんか一味足りない気がするなぁ。単純に俺の好みじゃないのかな?好みの問題を省けば非常に良いと思います。
■ザラスプーク2
三人目はちょっとマイナーな(俺の中で)ザラスプーク2。かなり久々の登場です。この企画がなければずっとダンボールの中で眠っていたことでしょう。簡単にきれいな首フリができるという初心者設計のこのルアー。どんな感じでしょうか?
イマイチだなぁ。動きにメリハリがない。その割りに水に絡むわけでもない。しかもドッグウォークしてるときにルアー自体がローリングしちゃってる。俺の動かし方が悪いだけなんでしょうか?
そう言えばダブルフックに交換してます。そのせいでバランスが崩れたんでしょうか?なぜダブルフックかと言うとコイツの舞台は冠水植物の森で根がかりを回避しつつ見事な首フリでバスを誘うって使い方をイメージしてた。コイツに金属製エリマキを付けると、あら不思議、サーフェイス210に大変身。と言うのをなんかで読んだもんでそういう使い方なのかなって。
違ったかもしれません。
■オリジナルザラスプーク
ついに出ました。トップ界の世界的アイドル、オリジナルザラスプークです。ペンシルベイトの超スタンダードですね。首フリがどうのこうの言うルアーじゃありませんが王者の貫禄を見せてもらいましょう。ちなみにこれはウッド製です。
さすがですね。規則正しい首フリ。高速ドッグウォークも安定してるし、ゆっくりスケーティングもできる。材質の影響か”もったり感”が強いですが。
完璧!と言いたい所ですがちょいと気になる点がある。俺が単にへたっぴなだけかもしれんが首フリの方向転換のときに結構バシャって水しぶきが出るんだよね。しかも結構強い力でアクションさせないといい首フリはしてくれないからどうしてもバシャってなっちゃう。ペンシルベイトはクワイエットプラグとも言われるように静かに水面を滑るように動くとかっこいい。
まだまだ修行が足りんな。おれ。
■復刻版ザラゴッサ
すでに伝説となっているお方の登場です。ザラゴッサさんです。これは1990年代にヘドン100周年記念で発売された復刻版です。(と思う。)もちろんウッド製で紙の箱入り娘で結構な金額してました。では動きを見てみましょう。
そう言えば基本的なことで間違ってたが、ザラゴッサはドッグウォークじゃなくてスケーティングが得意なルアーでしたね。で、スケーティングの動かしかたってどういうの?ドッグウォークと同じでいいのか?
まぁうすうす気づいてたけど、まったく動かせません。きれいなスケーティングを見せてくれたかと思うと次のアクションではぴょこって動くだけ。連続したスケーティングはできません。オリジナル版のザラゴッサってこんなにむずかしいの?昔の人はこれを当たり前に使ってたんだろうか?
と、モンク言ったところで結局はおれがへたっぴなだけなんだろうけど。コイツを自由自在に操れたらかっこいいだろうなぁ。
■エンディングトーク
さて5種のルアーを見てきたわけだがどの娘がより美しい首フリを見せてくれたんでしょうか?では結果発表です!
ルアーが満足に動かせないって言う初心者の視点&個人的好みがかなり反映されてます。やはりチャガーは使いやすいです。オススメです。
かたやザラゴッサは操作がやたらむずかしいが、使いこなしてコイツで釣りたいと思わせるルアーですね。
そうそう釣果は始めのワンバイトのみでした。