JIS Z 関連

◆ JIS

 Japanese Industrial Standards の略で、日本工業規格の事です。 鉱工業品の種類・形状・寸法・構造や、医療関係とか電子、電気、自動車、紙、科学、繊維などなど、日本の工業に関する規格の事です。
 ここでは JIS の規格の中でも、その他の分類に入る JIS Z (色とか光源とかの規定などなど)について、過去問題でも初物として出題されていたので記述します。
 ただし、JIS Z だけはその他分野なので下記で出題されそうなものを記述します。
 他の分野では良く出題されそうなのは、JIZ Q (管理システム関連)や、JIS X は(情報処理関連)です。

 JIZ Q ・・・ 管理システム言ってもちょっと分かりづらいですが、用語の定義や、資格の要求事項などなど。技術的な事ではないようです。
 JIZ X ・・・ 情報処理の用語や、プロセス、保守、図の表記法など

 その他の分野は、医療とか鉱物とか・・・いろいろな規格がありますが、恐らく上2つと Z 関係しか出題されないと思います。 分野の説明で上記の関連と異なりそうならば、恐らく間違った選択肢なのではないかなと思います。

◆ ユーザービリティ ( JIS Z 8521 )

 ある製品の「使いやすさ」を定義した規格です。しかし過去問題では、その「使いやすさ」の評価の仕方を問われます。 しかもちょっと難しいので丸覚えでいいかと思います。
 以下が過去問題の内容です。

 ユーザービリティの規格( JIS Z 8521 )では、ユーザービリティを、 「ある製品が、指定された利用者によって、指定された状況下で指定された目的を達成するために用いられる際の、 有効さ、効率及び利用者の満足度の度合い」と定義している。この定義中の「利用者の満足度」を評価する時に用いる方法は何か?

 ここでは「利用者の満足度」を知りたいと言う事らしいので、直接利用者に尋ねる方法があるそうなので、解答は「インタビュー法」  これが専門家の経験則と照らし合わせるだった場合は「ヒューリスティック法」。
 利用者の行動から問題点などを発見するだった場合は「ユーザービリティテスト」といわれるそうです。

◆ ユニバーサルデザイン ( JIS Z 8071 )

 過去問題として出題されていないと思いますが、念のために。

 ユニバーサルデザインとは、一般には高齢者や障害者、健全者も、共通して使える工業デザインの事を言います。 (高齢者及び障害者のニーズに応えた規格作成配慮指針だそうです。) 例で言えば視覚障害の人でも利用できるように、音声での案内機能がある Web コンテンツなどです。(どんな人でも利用できるように配慮したデザイン)


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