開発管理

◆ CMMI

 能力成熟度モデル統合と言って、組織や企業のソフトウェアの開発工程や開発体制を「プロセス成熟度モデル」を用いて評価する(レベル付け)するものです。 以下がその内容です。(レベル0は最近でてきたみたいです。)

レベル 内容
0
(不完全な)
何も実施していない状態
1
(不完全な)
ソフトウェア開発のプロセスが確率しておらず(未定義の状態)、プロセスの成功は個人の努力によって決まる。
要は場当たりな開発をしている。
2
(管理された)
コスト・スケジュールなどの初歩的な管理は、技術力の高いエンジニアよって行なわれている段階。
3
(定義された)
組織内の全ての人が利用できるように明文化(ソフトウエアの開発・保守の方針、ガイドライン、手順などが形としてある)されたプロセスが存在する段階。
4
(定量的に管理された)
プロセスの実績が定量的に把握され、計測・評価できる状態。
5
(最適化された)
組織の標準化したプロセスを改善していくための仕組みが確立されている段階。


 過去問題では、CMMIの意味を問われたり、成熟度の最もレベルの高い説明はどれか?みたいな感じで出てきます。


◆ リバースエンジニアリング

 過去のソフトウェアを保守する際、ドキュメント等が無い場合ソースコードを解析して、その仕組みや仕様、目的、構成部品、要素技術などを明らかにする事を言います。 (解析までであってプログラミングなどのシステムの製造は含まない。)

◆ リポジトリ

 容器や倉庫の意味を持っていますが、IT関連では主にバージョン管理の情報が入ったデータベースの事を指します。
 よくソースコードを管理しているソフトでCVSなどの事で、チェックアウト、チェックインを行ない、複数の人がファイルを更新しても差異が出ないようする事です。

◆ リファクタリング

 プログラムの振る舞い(外部仕様)は変更せず、ソースコードを読みやすく変更する事です。


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