保守と管理

◆ ソフトウェア保守について

 ソフトウェア保守とは、既存のソフトウェアの改修・最適化と共に不具合の修正を行う事を言います。 簡単に言うならソフトウェア製品の引渡し後のサポートの事です。 JIS規格(JIS X 0160)として規定されています。
 過去問題としてはあまり出題されていませんが、簡単に記述します。


主に訂正

是正保守 ・・・ ソフトウェア製品の引渡し後に発見された問題を訂正する受身の修正。いわゆるバグ修正の事を言います。

予防保守 ・・・ 引渡し後のソフトウェア製品の潜在的な障害が運用障害になる前に発見し、是正を行うための修正。

主に改良

適応保守 ・・・ ソフトウェア製品の引渡し後、変化した環境に応じてソフトウェア製品を使用できるように保ち続けるための修正の事を言います。

完全化保守 ・・・ ソフトウェア製品の引渡し後、性能または保守性を改善する為の修正の事を言います。



◆ データベース管理ついて

 過去問題で出題されたのが、データベース管理者とデータ管理者の違いについてです。
 これについてはネットでも調べたのですが、あまり明確に記述されているものが無くちょっと憶測が入ってます。

 データベース管理者(DataBase Administrator 略してDBA)は、DBMS(データベース管理システム)を操作してデータベースの作成(おそらくテーブルなど)や保守・運用、削除などを行なう人の事、 簡単に言えばデータベースの物理設計を行なってテーブル作成や削除、そしてそれらの管理などを行なう人の事を言います。 あくまでも運用などの観点なので、業務データの登録、修正、削除はオペレーターや利用者の役割になるので混乱しなういように注意しましょう。

 データ管理者(Data Administrator 略してDA)は、データ項目の管理と標準化を行ないます。 といっても分からないので、おそらく管理規定を決定したり、その管理規定に従ってデータの品質を保持(なんらかの原因でデータがおかしなったりした場合、それを修正する)する人の事を言います。


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