基数変換

◆ 基数変換

 基本は、一旦2進数に置き換えて考えるのが速いとの事です。

 ◎ 10進数 → 2進数

 例として 18.375(10) を2進数に変換してみます。

 まずは、整数部と小数部は、2進数への変換の仕方が違うので分けて考えます。

整数部   小数部
18 . 375
 
18 ÷ 2 =  ・・・     0.375
小数点部分だけを抜き出す
  0.75
小数点部分だけを抜き出す
  0.5
 ÷ 2 =  ・・・ ×     2 ×     2 ×     2
 ÷ 2 =  ・・・


 ÷ 2 =  ・・・ 0.75 1.5 1.0
 ÷ 2 = 0 ・・・
各桁の計算結果の整数の部分だけを抜き出し左から順番に並べる

余りの部分を下から並べます。
10010 . 011


10010.011


 上の図だと分かりにくいかも知れませんので、言葉で補足すると整数部と小数部で変換の仕方が違います。

 まずは、整数部の場合は、整数の部分だけを抜き取って2で割っていきます。その時に商と余りを算出します。 この時余りは2進数時の値となり、商は次の桁の値を算出するために使用します。 そして、商が0になるまで2で割って商と余りを算出するのを繰り返したら、算出した余りを並べて行けば2進数の整数部にとなります。
(1番最初に算出した余りが1桁目となります。)

 次に小数部ですが、小数の部分を抜き取って逆に2を掛けていきます。 その時に算出した値の整数部が2進数の値となります。更に次の桁に移る場合は、先ほど算出した値の小数部だけを抜き取り、また2を掛けます。 これを2を掛けた値が1.0になるまで繰り返します。

 ここで注意しないといけない事は、10進数で小数部は末尾が5でない場合は、2進数に変換した時は無限小数になる事に注意してください。 (2を掛けても1.0になる事がないので)


TOPページに戻る