集合

◆ 集合

 論理和や論理積、否定などの事で、下の様な図(ペン図と呼ばれるらしい)で考えると楽です。


 基本は以下の通りです。

 ・論理和
 AとBのどちらかが真であれば、答えは真となります。
 AとBを合わせた領域の事を指します。イメージ的には下の図です。
結果
0 0 0
1 0 1
0 1 1
1 1 1
 (表は 0 ・・・ 偽 / 1 ・・・ 真)

 A+B という表現や、A∪B、A or B など、問題によっては記号は違うときがあります。
 ちなみに A nor B は否定論理和と言って、逆の結果(図だと色の無いの箇所で、表だと結果が 0 と 1 が逆に)になります。


 ・論理積
 AとBが重なった領域の事を指します。イメージ的には下の図です。
結果
0 0 0
1 0 0
0 1 0
1 1 1
 (表は 0 ・・・ 偽 / 1 ・・・ 真)

 A・B という表現や、A∩B、A and B など、同じよう問題によっては記号が違うときがあります。

 論理和と同じように A nand B は否定論理積と言って、逆の結果(図だと色の無いの箇所で、表だと結果が 0 と 1 が逆に)になります。


 ・否定
 A以外の領域の事を指します。イメージ的には下の図です。


 _
 A という表現や、 not A など、同じよう問題によっては記号が違うときがあります。



 ・排他的論理和
 Aだけ領域とBだけの領域を足した領域の事を指します。イメージ的には下の図です。
結果
0 0 0
1 0 1
0 1 1
1 1 0
 (表は 0 ・・・ 偽 / 1 ・・・ 真)

 xor A や eor A、exor A など、同じよう問題によっては表現が違うときがあります。
 (排他的論理積は無いみたいです。)

 これらを踏まえて以下の公式は覚えておくと、問題を解くときの時間短縮に繋がると思います。

A∩(A∪B)=A A・(A+B)=A
A∪(A∩B)=A A+(A・B)=A
A∩(B∩C)=(A∩B)∩C A・(B・C)=(A・B)・C
A∪(B∪C)=(A∪B)∪C A+(B+C)=(A+B)+C
A∩(B∪C)=(A∩B)∪(A∩C) A・(B+C)=(A・B)+(A・C)
A∪(B∩C)=(A∪B)∩(A∪C) A+(B・C)=(A+B)・(A+C)


 特に下のは過去問題で出題されていますので押えておきましょう。

  A・(B・C)=(A・B)・C
  A+(B+C)=(A+B)+C
  A xor (B xor C)=(A xor B) xor C

 上記は論理演算の結合法則と言って、計算の順序を変えても最終的な結果は変わらない事を言います。 (丸覚えでもいい?)



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