2004/05/02〜04
粟島救命胴衣着用キャンペーン及び航海訓練

 
新潟海難救助隊では粟島の島開きにあわせ、5月2〜4日に救命胴衣着用キャンペーン及び航海訓練を行いました。
島の方々や観光客の皆様のご協力のもと無事に活動できました。大変ありがとうございました。
(イルカに今年は出会えませんでした。来年は出会えるといいね!!)
 
出港 平成16年5月2日午後2時30分新潟港出港。
前日とはうってかわりとても暖かく、航海にはもってこいの一日でした。
粟島 操船訓練及び甲板作業などを行いました。
打ち上げ 島の人々と意見交換を行ったあと、慰労会を行いました。
わっぱ汁がとてもおいしかったです。
粟島は豊かな水産資源に恵まれた美しいところ、この美しい粟島の海や資源を未来に残していただきたいと思うばかりです。また、水産資源を漁獲する漁師さんの安全を祈念いたします。
可燃ごみの焼却 キャンプ場にて海岸清掃実施。
昨年同様に空き缶などのゴミはほとんどありませんでした。
流木などの木屑など可燃ごみを焼却いたしました。
ゴミ2 2日目の朝、東海岸(内浦)の港で地元漁師さんと意見交換を行い、その後西海岸(釜谷)に行きました。漂流物はほとんどありませんでした。
島開き 午前11時過ぎに東海岸の港内に停泊しているわしかぜの整備点検実施。
同岸壁より沖を望むと、フェリー粟島が入港。周囲には島開きのイベントで大漁旗を掲げた漁船が勇ましく出迎えていました。
ロープワーク 午後からは操船訓練及び係船訓練(ロープワーク)を実施しました。先輩隊員が後輩に手本を見せ体で覚えます。
ロープワーク2 他船の出入港時の波により自艇が岸壁に接触しないように慎重に係船索をとり防舷材をあてます。
船舶では航行時だけでなく停泊時にも注意を払います。
帰港 5月4日は低気圧が通過し、雨だけでなく風が強まるとの予報でした。隊員はテレビやiモードなどで前日から気象情報の収集に努めました。早い出港が望ましく、場合によってはいったん岩船に向かい海岸沿いに新潟港へ向かう、または出港の延期という選択肢を挙げ、早めに就寝しました。当日朝、再度気象情報の収集(地元の漁師さんの話、テレビなど)を行い、午前8時出港しました。
雨は多少降っておりましたが、波や風はまだ強まる前であり、予定通り午前10時新潟港に帰港しました。帰港後、点検及びミーティングを行い、午前11時同訓練を無事終えました。

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