9月2日(土) 赤城大沼 ワカサギ釣り

   データ  天候 晴れ  気温 朝20℃位 昼25℃位 実釣時間 5:30〜15:30
        ポイント 朝 赤城神社裏(島裏) 昼 別荘前
        釣果 ワカサギ(5〜10センチ) 41匹
 


早朝の赤城大沼。のんびりムード
今年もワカサギ釣りの季節がやって来た。数年前からワカサギ釣りにはまり、毎年、赤城の解禁直後に釣行するようになってしまった。赤城のボート釣りの解禁は、例年9月1日で、解禁直後は爆釣のはずなのだが・・・。ここでも猛暑の影響が・・・。

ボート釣りは朝5時から。店の人に話を聞くと、解禁日は良い人で150匹位、30〜50匹の人が多かったとの事。今年の猛暑の影響は、こんな所まできており、穴釣り(氷上釣り)で有名なワカサギにとっても、暑さはこたえるのだろう。

ちょっと出鼻をくじかれたが、他の魚同様、ワカサギも朝マズメが勝負なので、急いでボートを出す。深い所の方が良いとのアドバイスを受けて、最初のポイントを赤城神社の裏側(通称・島裏)にする。仕掛けをセットして、釣りを始めたのが5時半頃、いよいよワカサギ釣りのシーズンインだ。

この時期のワカサギはカラバリで釣れてくる。市販のワカサギ用カラバリ2.5号7本針仕掛けで釣り開始。エサを付けなくてよいので、効率がよい。仕掛けを落として数分、当たりが無い。なんで?。いつもだとすぐに飛びついてくるのだが・・・。

昼頃からは、風も出て釣りづらい
ワカサギ釣りで一番大切なのは、タナをつかむ事。群れをなして泳ぐワカサギのタナをつかめば、釣果が安定する。それと、場所。回遊ルートが決まっているのか、5メートル違うだけで、釣果に大きな差が出る。私はまだまだシロートなので、なるべく地元のベテランぽい人のボートの近くにアンカーを下ろして、釣り方を勉強するようにしている。

今年になって、秘密兵器!?(でもないが・・)魚群探知機・通称”魚探”を購入した。水深やタナが一目でわかるので、とても重宝する。朝マズメの場所は、水深11〜12メートル。魚探に映るタナは中層(7メートル)域だ。そのあたりを中心に誘いをかけるのだが、一向に当たりが来ない。ベテランさんのボートでは、ポツポツとワカサギが上がってくる。やはり、腕の差が出てしまう・・・。

いろいろとタナを探ってみたが、ハリ掛かりするのは、底あたりにいるワカサギだった。中層のワカサギはほとんどハリ掛かりしなかった。結局、9時半頃までに10数匹を釣り上げて一旦休憩。大爆釣の夢がここで途絶えてしまった。

その後は、別荘前(正式名称は知らない)にポイントを移し、気を取り直して誘いを入れる。太陽も昇り、すっかり暑くなった湖上では、しだいに風が強くなって来た。湖面が波立ち、穂先も風で揺れて少々釣りづらい。ガマンの釣りが続く。

本日の釣果。ザルいっぱいの予定が・・
こちらのポイントでも底中心にポツポツと上がって来る。型は結構良い。途中からエサに紅サシを付ける。群れが回って来ると、ばたばたと上がってくるのだが、沈黙の時間がしばらく続くこともある。観光客も増えてきて、湖上では、モーターボートや足漕ぎボートが動き回り始める。

それでも、このポイント周辺で朝よりは数が伸びる。朝の調子だと、今日は昼上がりかなと思っていたが、ちょくちょく来る当たりに踏ん切りがつかず、3時半まで粘ってしまった。他のボートはまだ頑張っているようだが、帰路を考えてここで終了。

お店の人に聞くと、朝はどのポイントでもダメだったようだ。あまりの暑さにワカサギも夏バテ状態だったのだろうか。家に帰ってから、今年一番の暑さだったと知り納得。また一つ勉強になった。本当にワカサギ釣りは奥が深い。できれば、ベテランの方に1日入門して、”秘伝”をお教え願いたいものだ。

釣果はさっぱりだったが、赤城にはもう一つ楽しみがある。赤城のふもとにある日帰り温泉施設「富士見温泉 見晴らしの湯」に寄ることだ。一日の疲れを癒してくれて、帰路の長〜い運転もずいぶんと楽になる。遠くから来るワカサギファン(あまりいないか!!)は、寄ってみても損は無いと思う。