12月23日(土・祝) 北茨城・平潟港 五目釣り

   データ  潮周り 中潮 満潮 3:15/13:55 干潮 8:20/21:10(大津港)  
        天候  晴れ 気温 11℃位  実釣時間 16:30〜20:30
        ポイント  平潟港・白灯台堤防、製氷工場前
        釣果  マコガレイ(33センチ・700グラム)  1匹
            小メバル、小アナゴ(リリース)
            アナゴ・アジ・イシモチ(サンタさん?のプレゼント)


いつもの魚市場前は漁船でいっぱい!!
12月も20日を過ぎるとやたらと「今世紀最後の○○××」、「20世紀を締めくくる△△□□」という言葉が飛び交っている。当方も今年最後の釣行なので、見出し的に言えば「今世紀最後の釣り!!」という事になる。そんなに大げさなことではないのだが・・・。

でも、1年を締めくくる釣りなので、どうせなら釣れる所、お気に入りの所がいいと言う事で、ちょっと遠いがお気に入りの北茨城は平潟港へ。ここなら何かしら結果を残す事が出来るだろう。AM10:30、少々遅めの出発。20世紀を締めくくるにふさわしい釣果を目指して・・・。

野田・つくばを通り、6号線を北上して水戸を過ぎ、日立南から高速を利用して大津港に着いたのがPM3:00前。前回も来た地元スーパーに立ち寄り、釣れなかった時用の魚を買い込み、偵察の為大津港へ。港内の釣り場を見て回るが、たいした釣果もないようなので早々に平潟港に移動。

 

せりで賑わう市場内。アンコウとイカが主体。
平潟港に到着して、情報収集の為、釣りエサ屋へ。聞くとアジはもうダメでアイナメが主との事。そこで赤イソメ1パックを購入して港内を偵察。なにやら市場の方が賑やかなので行って見ると、こんな時間なのにせりをやっているではないか。漁船も1艘、また1艘と獲物満載で帰って来る。

漁の事はわからないが、引き上げられる獲物はイカが主体のようで、名物のアンコウも多数ころがっている。年末へ向けての書き入れ時なのだろうか。今日は祝日なので漁はやっていないと思っていたのだが・・。

市場前での釣りは出来そうもないので、他の場所を探す事に。あちこち見て回ったが、とりあえず竿を出せそうな港内の白灯台の所で釣り開始。ここなら市場の様子もわかるので、状況を見ながら移動も出来る。

船道にむかって投げ竿を2本出し、ヘチを丹念に探って見る。が、投げの方はヒトデしかかからない。ヘチでは時折アタリがあるのだが針掛かりしない。状況はとても厳しい。とっぷりと暗くなり、市場の方はまだ活気があるが、船の出入は無くなったようなので、とりあえず市場側へ移動する。

市場の中と前はまだ作業中なので、邪魔にならない製氷工場の前の船と船の間のわずかな隙間から竿を出す事に。投げ2本をチョイ投げしてアタリを待つ。ヘチで遊んでいた妻に小メバルが掛かる。いい遊び相手の様だ。投げ竿の方は、アタリが出ない。今世紀最後の釣りは小メバルに遊ばれて終了・・・となりかけた時に「事件」は起こった。

今世紀のフィナーレを飾る!?マコガレイ。
 

ヘチで小メバルと戯れていたはずの妻の竿が大きくしなっている。本人も初めは根がかりと思ったらしく、ガシッガシッとあおろうとして異変に気づいたようだ。急に”根”が動き出し竿をグングンとしならせている。「○×□%$#△・・」何か言っているがよくわからない。どうやら手におえないらしく変わって欲しい様子である。バトンタッチして竿を受け取ると、かなりの引きがある。

30センチ位のアイナメかな?と思いながら、何度かあった突っ込みをかわしてリールを巻いてくると、暗い水面に楕円形の白い物体が浮かび上がって来た。てっきりアイナメだとばかり思っていたが実はカレイ、それもそこそこ大きめなカレイだった。慎重に取り込んだ獲物は、33センチ・700グラムのマコガレイ。フィナーレを飾るには出来過ぎの釣果だ。ただし、私は取り込んだだけなのだが・・・。

大きさ、実の厚さも十分なマコガレイがこんな足元で釣れるとは・・やはり平潟港、特に市場前周辺は何かやってくれる。お気に入り度120%にUP。

 

本日の釣果。カレイ以外はおまけ。
その後は、小メバルが2,3匹と小アナゴ(20センチ位)が1匹追加されたがリリースして納竿。当家のカレイ新記録サイズを樹立して今年の釣りも終了。終わり良ければ全て良し。新世紀に向けて期待の出来る釣行となった。

ちょうど帰る頃、市場の仕事も終わり、無人の市場内に無数に落ちている魚らしき物体を発見。その中で食べられそうなアナゴ・アジ・イシモチを”ねこ”と奪い合いながらもいただき釣果??倍増。

平潟サンタさん、ありがとう!!。