さいたまシティカップ2004
インテル・ミラノ戦 埼スタ観戦記


何故にインテルのサポーターってあんなにいるの?

さいたまシティーカップ2004、今年はセリエAの強豪インテル・ミラノとの対戦が組まれた。昨年は伸二のいるフェイエとの戦いだったので、「おかえりなさい」の気持ちを含めて楽しめた。今年は?。

海外のサッカーをあまり見ない私でも、「インテル」という名前や、レコバ・ヴィエリ・カンナバーロといった名前は知っている・・・が、正直来日メンバーの中で、知っているのはレコバくらいだった。でも、レッズvsインテルなんて二度とみる事は無いだろうから、それなりに楽しまなくては・・・。

最初、埼スタに着いた時、「あれ?」と首を傾げてしまった。「何故にこんなにガンバのサポーターが来ているの」って・・・。よーく見ると、胸には「パナソニック」ではなく「ピレリ」の文字。「なんとガンバユニそっくり!!」って逆か、「ガンバがインテルのまねしてる」のか。まぁレッズも某マンUのまねだし・・・。

スター選手を目当てにしていた人には物足りないメンバーだったのかも。 ようこそおいで下さいました。強豪らしい、いい試合を見せて下さい。

奮発して購入したSS席メインスタンドアウェイ寄りの周りにもいーっぱいインテルのレプリカ着た人・人・人・・・。勝手な判断だが、57000以上の観客で盛り上がったこの試合で、インテルのサポーターが2割くらい、あるいはそれ以上はいただろうか?。埼スタのレッズ戦でこれだけのアウェイサポーターを見ることは絶対に無いので、ちょっと不思議。

まぁ考えてみれば、インテルの試合なんてイタリア行かなきゃ見ることが出来ないんだから、埼玉なんかで見られるんだったら、そりゃたくさん来るわな。ちなみにレプリカの背中の名前で一番多かったのは、やはり「レコバ」でした。

午後7時過ぎキックオフ。と同時に一斉にフラッシュがたかれる。あっ、自分もか。試合の方はどちらかといえばレッズペース。かなり惜しい場面も何度かあったのだが、点にならない。インテルの選手ではどうしてもレコバに目が行ってしまう。やはり「うまい!!」とうなる場面が幾度かあった。

インテルの目玉選手、レコバ。試合中はこの人のプレーに大注目でした。 エメのPK。インテルからゴールを奪ったのは、たぶん気持ちよかっただろう。

たまーにレッズサイドからコールが起きるが、全体的には、まったり観戦モード。それより気になったのが、入場の時に配られた”チアースティック”なるもの。よくバレーの会場とかでやっている空気で膨らませた1メートルくらいの棒を2本でバチバチやるあれです。

通常のレッズの試合では、基本的に声と手拍子だけなので、あのパンパンと鳴り響く音にはちょっと・・・。皆さん楽しそうに(特にお子さん)やっておられましたが、リーグ戦ではやらないで・・・というか、レッズでは絶対やらないか!!。でも、ナビスコの決勝でも配られていたような気が・・・。

前半は攻めながら得点できず0−0。後半開始早々に、きれまくっていたエメが倒されPK。そのまま蹴りこんで1−0でリード。なんと2軍(3軍?)相手とはいえ、あのインテル相手にリードしちゃってる。一応インテルもセリエAとしてのプライドもあるだろうから、このままでは終わらないだろう。面白くなってくる??。

親善試合なのにつかみ合いの言い争いなどもあり、結構本気モードになってきたようだ。あとはレコバのフリーキックでも見られれば・・・とミーハーな気分でじっくり観戦。1度チャンスは訪れたが、大きくはずしてしまう。やはりお疲れなようで・・・。

試合終了、お疲れ様でした。ベストメンバーでは無かったが、楽しませていただきました。 一応勝ったので優勝カップをいただく。さて、来年はどこと対戦するのかな?。

結局1−0のまま終了し、さいたまシティカップというタイトル?をいただいちゃいました。まぁ相手メンバーがどうこう言う前に、こちらもオリンピック組や代表組、坪井等いなかったので、メンバー的には五分五分だったのかな?。でも「インテルに勝った」という記録は残るわけで・・・。

最後に、後ろに座っていた人たちの会話。「あの浦和の10番すごいねぇー」・・・エメのこと知らないんだ・・・ちょっとショックな瞬間でした。