１１／４　ナビスコカップ決勝　vs鹿島アントラーズ

Ｊリーグが始まって早１０年、最初からリーグに参加しているチームのうち、まだタイトルを奪取していないチームが３チームある。その中の１チームが我らが浦和レッズなのである。それどころか、決勝へ顔を出すのも初めての事なので、サポの入れ込みは決勝進出が決まったその瞬間から一気にヒートアップしていた。

なんとか確保できた席はホーム（鹿島）側の上段席。これでもマシな方だったとは・・・。	ふと斜め下を見るとアントサポの群れ。マスコミは赤対決と言っているが、どう見てもエンジだ。

まずは決勝のチケット争奪戦。発売30分ほどで完売したみたいだ。当然朝から並んだのだが確保はできなかった。それでも運良くサポーターの方から譲ってもらう事が出来、生で観戦出来ることになった。本当にこの場を借りて御礼申し上げます。

約８割近くはレッズサポーター。本当の赤でスタジアムは超満員。	皆が持ってきたフラッグの嵐。丁度いい具合に風になびいて、それはそれは見事だった。

事前の情報では当日はかなりの混乱が予想されていた。徹夜組もかなりいるらしく、朝から並んでも席の保証は無い・・、と言ったウワサが乱れ飛んでいた。「まさか？」とは思いながらも、心配だったので始発に乗って国立へ。
千駄ヶ谷の駅にAM6:00前に到着。ウワサ通りすでに長蛇の列ができており、最後尾は体育館を一周してすでに駅前まで延びていた。とりあえず最後尾に場所を確保してこれから約８時間の”待ち”に入る。

選手入場時、いつものユニ型でかフラッグがお出迎え。一気にヒートアップ。	フラッグの下には１つの☆が。この試合に勝ってユニに星を付けてくれとの意味合いらしい。

開門は11時。でも、私達の列が動き出したのはそれから約１時間後で、競技場の中に入れたのは12時半を過ぎていた。当然アウェー側に席は見当たらず、空席を探してあっちへウロウロ、こっちへウロウロ。運良く空いている席を見つけてホッとしてふと横を見ると、なんとアントサポの群れ。
始発で来てもこんな席しか確保できないなんて・・・と思っていたが、帰宅してから情報を整理すると、徹夜組でも席を確保できない人たちがいたらしいので、贅沢は言ってられない状況だったのだ。

攻めたり守ったり、歓声とため息が入り混じる中、試合はこう着状態に。	セットプレーがかなりあったのだが、一つもものに出来なかった。これからの課題でもある。

午後２時過ぎ、いよいよ決戦のホイッスルが鳴る。試合展開は今さら書かないが、８割を超える？レッズサポとマスコミにとっては残念な結果になってしまった。祝勝会場まで用意されていたのになぁ・・・。
まぁ、ここですんなり勝つようではレッズらしくない？ので、楽しみは次回（いつになるんだ）に取っておこう・・と自分に言い聞かせて、最後の力を込めて「Ｗｅ　ａｒｅ　Ｒｅｄｓ！　Ｗｅ　ａｒｅ　Ｒｅｄｓ！」の大声援。

聖火が燃えているのに気づいたのは、ハーフタイムの時だった。	0-0で迎えた後半開始前。いつものでか旗３連発。応援では完全に圧倒していたのになぁ。

　ふと気づくと、リーグ戦をあわせて３連敗。残留が決まった途端に負けが続いてきた。今週末は同じ国立、それも同じアウェーでリーグ戦がある。ここらで奮起しないとズルズルといってしまうぞ！！。まだかすかに優勝の望みもあるんだし・・。
サッカーは何が起こるか分からない。１冠は逃したが、あと２冠はまだ可能性があるのだから、それに向かっていい形で４試合を向かえてもらいたい。もっともっと楽しませてくれ～～！！。

とりあえず決勝までは来る事が出来た。あとはカップを頂くだけだ。どのカップでもいいぞ！！。