10月19日(土) 対 名古屋グランパスエイト 埼玉スタジアム2002観戦記


キックオフ1時間前、勝利を信じて・・
本来なら釣りに行く予定だったのだが、好調レッズをサポートしなければ・・と急遽予定を変更して埼玉スタジアムへ駆けつける。雨の心配があったのだが、帰りのバス待ちを考えると無理してでも自転車で行くに限る。

レッズの勝利を考えながら自転車をこぐこと約30分、午後2時過ぎに埼スタに到着。当日券とマッチデーを購入してスタジアム内へ。ホーム側バックスタンドはすでにいっぱいなので、アウェー側に席をキープして試合開始を待つ。

巷で有名になった強力3トップだが、今日は永井が故障のため欠場。エメとトゥットの2トップでいくのかと思いきや、なんと、達也を入れて3トップでいくみたいだ。はたして今日も大量得点で勝ち点3をゲットできるのか?、多分できるでしょう。

午後4時キックオフ。早くも3トップがピッチ内を駆け巡っていく。が、厳しいマークにつかれて、過去2戦のようにパスが回らない。シュートは打つもののそれほど威力があるものでは無くイライラが蓄積されていく。

今日はアウェー側ゴール横なので、ぜひ前半の内に点を決めてもらいたい。やはり目の前で決まるゴールシーンはとーーっても感動するので・・。

チャンスはあったのだが・・
時折くらうカウンター攻撃以外は、わりとうちのペースだったみたいだが、あの徹底マークをされてしまうと、いくらうちの強力FWでもフリーでシュートを打つ事が出来ない。そうこうしているうちに前半が終了。アウェー側のサポから「ウーーン」といった何とも言えないため息に似た声が漏れる。

後半も一進一退の攻防が続いたが、ついに目の前で先制点を許してしまう。一番恐れていたウェズレイに坪井と井原がかわされて見事!?なシュートを決められる。まぁ残り時間もまだあるので、今の浦和なら必ず追いついてくれるだろうと信じて声を出す。

同点に追いつくまではチョット不安な気持ちにもなってしまったが、それを振り払ってくれたのは、エメでもトゥットでも無く、Mr.レッズ・福田だった。反対側だったので、誰が決めたか分からなかったが、福田のゴールというコールを聞くとスタジアム全体が激しく揺れるくらい震えた。

こうなると流れは完全にレッズペースに。残り10分チョットでどうしても逆転して、勝ち点3を取らないと。後半途中から降り出した雨も気にせずに、一生懸命応援する4万弱のサポーターの祈りは選手達に届いているはずだ。

この芝なんとかしろ!!
願い叶わずまたしても延長戦突入。これで何度目?。でも得意?の延長戦はあっけなく終わってしまう。延長開始から攻め立てるレッズに名古屋もタジタジ。2分もたたないうちにエメのVゴーーール!!。それも目の前で。スタジアムは総立ちで勝利に酔っている。

また今日も負けなかった。延長になったのはチョット痛いが逆転での勝ち点2の意味は非常に大きいのではないか。本当にこんなレッズは今まで見たことが無い。ここまでくると「夢」が徐々に「現実」となっていく。

「負けないよ!!」。福田の一言が今のレッズにはピッタシだ。