7月13日(土) 対 ジュビロ磐田戦 埼玉スタジアム2002観戦記


本日の演出は風船でお出迎え
長かったJリーグの中断期間。W杯期間中はそれなりに楽しめたが、やはりレッズの試合が最優先、この日をどれだけ待ちわびたか・・・。

少々大げさになってしまったが、中断前のナビスコ杯で好調を維持し、休養をはさんで戦術等を改めて確認し臨んだ磐田戦。王者磐田に弱小浦和がどのくらい通用するのか?。舞台はW杯会場の埼玉スタジアム2002。

試合開始7時間前の正午にスタジアム到着。炎天下の中、すでに長い並びの列ができている。開門まで約4時間、暑さとの戦いが始まる・・と思ったら、1時を過ぎると曇ってきてラッキー。しかし、それもつかの間で、ポツリポツリと雨が・・。夜には降ると天気予報が言ってたが、チョット早すぎないか。

午後4時半に開門。席を確保して試合開始までの何ともいえない雰囲気を味わう。選手達がピッチに現れると、待ってましたとばかりに、声援が飛ぶ。サポもいつも以上に気合が入っているのが感じられる。

午後7時すぎいよいよキックオフ。相手は代表や代表クラスがごろごろといる磐田、それに加えて98年8月に勝って以来負けっぱなしの相手なので、ここらで何とか勝利を・・。

エメの2点目。豪快なFKが決まる
開始早々次々と決定的なピンチが訪れる。山岸の好セーブに助けられるが勢いは完全に磐田。やはり・・と思った瞬間、エメの執念のゴールが決まり先制!!。一部のブルー地帯を除いてスタジアムが震度2位の揺れを感じる。念願の先制点はゲットできたが、相手は磐田、このまますんなりとは行くはずが無い。

前半は何とかしのぎきり1−0でハーフタイム。本番はこれからだ、と思った瞬間に開始早々にゴンに決められ1−1。一瞬静まり返るスタジアムだがすぐに立ち直り、今まで以上に声援を送り続ける。

その後は押されながらも一進一退の攻防が続いたが、試合内容は圧倒的に磐田の方に分がある。パスがおもしろいように繋がる磐田に対し、ミスばかりで一向にパスが繋がらない浦和。冷静に見ると選手個々の動きが全く違うのが分かる。よく言われるフリーランニングが浦和には全くと言ってよいほど無い。これが優勝を争うチームと降格を争うチームの違いなのだろう。

その後、エメの豪快なフリーキックが決まり一旦は勝ち越すが、案の定すぐに追いつかれるあたりは、全く進歩が無い。この休養期間に何をやってきたのであろう?。

こうなると試合の展開はお決まり状態で、延長に入りすぐに決められ終了。それもまた相手は10人だったのに・・。

珍しい?審判のアップ中写真
結局、試合内容は中断前と何ら変わっていなかった。今日はアリソンが出場停止のため、前線の2人にパスを出せる選手が見当たらなかったが、これではどうしてもエメ・トゥットの個人技だよりになってしまう。この点を改善しなかったのだろうか?。

まー終わった事は何を言ってもしょうがないので、(なかなか難しいが)気分を切り替え次の札幌戦に期待しよう。なんせ、次の最下位決定戦に負けてしまうと・・・いや、大丈夫だろう、大丈夫なはず、頼むよ〜!!。

おまけ:両選手が試合前のウォーミングアップをしている最中に、本日の審判団が堂々とピッチを使いながらアップをしていた。まー審判もアップは必要だろうけど、ここまで堂々とピッチを使ってアップをしている姿は初めて見た。ポルトガルの人らしいが、彼の国ではいつもこうなのだろうか?。