4月20日(土) 対 東京ヴェルディ戦 東京スタジアム観戦記


サポ数は3:7くらいで赤の勝ち
もしサッカーのルールが89分ハーフだったら、レッズは勝っていただろう。今までにも何度もそのような事があった。そして今日も同じ事が起きた。どんなサッカーチームでも、10年たてば少しは成長するものだ。でも我がレッズは・・・。

W杯の為中断に入るJ1最後の試合、ここのところ調子が上がってきたレッズとまだ勝ちの無いヴェルディでは、始まる前からやや楽勝ムードが漂っていた。ただ忘れてならないのは、レッズというチーム、連勝ストッパーであると同時に連敗ストッパーでもあるのだ。

会場到着はギリギリの試合開始15分前。場内は圧倒的に赤色が目立っている。”いつもの”光景だ。試合が始まってもレッズの応援の声しか聞こえてこない。しかし、このサポの数と応援の声に比例するようなプレーが出来ないのもレッズの特徴だ。

前半は惜しいチャンスが数度あったが、どちらかと言えばダラダラとした流れで0−0。今のヴェルディ相手に0点ではちょっと情けない。期待の2トップもあまり裏を取ることが無かった、と言うよりも、裏へ出すパスが出なかった。前半のうちに1点取っておけば違った展開になったのだが・・。

エメのPK。今のところ得点王だ。
後半が始まって早い時間にエメのハーフラインからのすばらしい突破により3,4人を抜き去り、キーパーがたまらずファールをおかしてPK獲得。願っても無いチャンスだ。これをエメ本人が直接決めてやっとこさ先制。

この1点でやっと落ち着く事が出来るのだが、なぜか選手達まで落ち着いてしまった?。いくら勝ちが無いヴェルディといえども、前半のようにプレスをかけなければ徐々に攻めの力が上がってくるのは明らかである。元ブラジル代表もいるのだし・・。

後半ラスト5分、達也を投入して最後の攻めを見せ、追加点こそ奪えなかったが、このままいい形で終われるだろうとレッズサポ誰もが思った瞬間、またしても悪夢が始まってしまった。

相馬の粘りのクロスに一度は助かったのだが、エジムンドに決められ同点。何度も経験はしている事なので、またかーと言う感じ。いい形で終わるどころか、またしてもフラストレーションのたまる展開になっていく。だいたいこの展開になると、結果は最悪の方へ行く事が多いのだが・・。

案の定、結果はVゴール負け。エメの得点が1点増えただけで、他は何の収穫も得られなかった。磐田あたりのサポだったら放心状態で動く事も出来ないかもしれないが、我々レッズサポは慣れている?せいか足取りは重いものの、さっさと駅に向かう姿が妙におかしかった。