12月29日(土) 天皇杯準決勝 埼スタ観戦記


当然のように真っ赤に染まるゴール裏。
1996年、オジェック監督・フリントコーチの元で天皇杯準決勝に勝ち進んで以来、久々に勝ち進んできた我がレッズ。あの時はヴェルディ川崎(当時)に3−0(だったと思う)で負け、非常に悔しい思いをした。試合終了後、いつまでもゴール裏で監督・コーチと別れを惜しんでいたなぁ。

無冠のレッズにとっては、何としても決勝まで進んで初タイトルを狙わなければいけない義務がある。ましてやホーム・埼玉スタジアムでの試合だ。サポの気合の入り方がいつも以上にひしひしと感じられる。

対するセレッソも最近妙に調子がいい。テレビで観ていてもユン・森島・大柴の動きがうまくあっている。今だけ観ると、何故J2に落ちるのか??マークがつく。それにも増して、大の苦手チームの1つだし・・。

1時5分、キックオフ。選手も気合が入っているのだろう、なかなかいい動き出しをしている。この調子で・・と思っていた途端、大柴に危うく今期3点目を与えるところだった。この男にだけは絶対に点を取られたくは無い。

その後はセレッソのうまいパス回しに惑わされながらも、時折良い形で攻めあがってくる。アリソン・永井と決定的なチャンスをはずし、だんだんと苛立ちが増してくる。頼むから先制点を取ってくれーっ。

そのまま何も起こらずに前半終了。互角の戦いか?。パス回しや展開を見るとややセレッソ有利のような気もするが・・。とにかく残り45分、選手には死ぬ気で頑張って欲しい。こっちも声出すから。

今日はどうしても枠に飛ばない。
後半が始まっても似たような展開で、セレッソのパス回しに苦しませられながらも、何とか踏ん張って逆襲・・というパターンだ。しかし、今日のDFは何故相手をフリーにする事が多いのだろう。上記の3人に付いていけてない。

そうこうするうちに、あっけなくと言うか、当然と言うか先制点を許してしまう。残り時間は十分あるので、あせらずにひとつひとつ組み立ててまずは同点に。そして逆転で国立へ・・。ガンバレ!!。

何度かある決定的なチャンスも、ことごとくはずしまくっている。今日はゴールが非常に遠い存在になってきている。残り15分、福田投入。最後のチャンスに賭ける。頼むぞ福田!!。

・・・・・・・・「ピーッ」試合終了。0−1。今年も準決勝止まりで、無冠のレッズはいつまで続くのだろう。行きたかったなぁー元日の国立。楽しいだろうなぁ。悔しい・・・・・・。

来年はオフト体制でどう変わるか分からないが、またワクワク・ドキドキ・ハラハラ・イライラの1年になるのだろう。3/3、マリノス戦が開幕らしいので、それまではしばし休憩させてもらいましょう。