11月10日(土) 対 柏レイソル戦 埼スタ観戦記
寒い雨の中、4万人以上の人が集まった。
前回(10/13)の悪夢から約1ヶ月、埼スタでの2戦目は冷たい雨が降り続く中で、4万3千のサポーターを集めて行われた。前回のような不甲斐ない試合をしない事を願いながら・・。前回のマリノス戦以来、4試合を1勝3分けと負けていないのだが、まだJ1残留は決まっていない。レベルの低い話だが、早いとこ安心させてもらうためには、今日の勝ち点3が絶対条件だ。ガンバレ!!。
3日前に日本代表がイタリア代表と互角?の勝負をした同じピッチなので、当然ながら芝の状態に不安はある。まして、雨の中の試合なのでなおさらだ。でもレッズは2度目、ホームの利を生かした試合運びをしてもらいたい。
2時4分、キックオフ。立ち上がりは中盤のプレスもあり、なかなかいい状態だ。永井の惜しいシュートもあったが、ここで決めておけば・・といつものいや〜な雰囲気になりかけた時、待望の先制点がエメの足から生まれる。
阿部ちゃんのコーナーを、ファーサイドよりDFの背後から出てきたエメが、豪快に蹴り込み埼スタ初得点。皆この時を待っていたのだ。大歓声がピッチ上の赤い選手達を包み込む。
レッズの埼スタ初得点はエメだった。
何はともあれ、これで試合を有利に進められる。声援にも一段と力が入ってくる。やはり、ホームの試合はこれでなくては。しかし、やはりと言うか当然?と言っていいのか、徐々にレイソルに中盤を支配され始め、同じようにコーナーから技ありのシュートを決められてしまう。10分ももたなかった。これは永遠の課題なのだろうか。
その後は一進一退の攻防が続くのだが、お互い決定力が無く、前半終了。ここ4試合負けていないので、後半は何とかしてくれるだろう。結構レイソルとは相性も良いし・・。
後半開始後も、お互い攻め合うのだが、なかなか試合が動かない。勝ち点3が絶対条件なのにな〜とブツブツ言っていると、速攻から永井がキーパーと1対1に。シュートは運悪くキーパーにはじかれてしまうのだが、エメが詰めており、スローモーションのように弱弱しいボールがゴール左隅に吸い込まれていく。待望の勝ち越し点はまたもエメ。
このデカ旗は埼スタ専用?
ハーフタイムの芝生補修部隊?
目の前での勝利は今年2度目。
それにしても、これまでに埼スタでゴールを決めた人はJリーグに限って言えばすべて外国人。日本人のゴールは代表戦の柳沢のみだ。ぜひ永井に一発決めてもらいたいのだが、どうしてもゴールに嫌われてしまう。サポの永井コールにもその気持ちが十分に含まれているように聞こえる。結局、永井はゴールを決める事無く、トゥットと交代。こうなれば、2nd無得点のトゥットにゴールを期待する。2−1ではとーっても心配なので、ぜひとも追加点を取って本当に楽にしてくれー。トゥット・トゥット・ゴール♪。
残り時間も少なくなり、何とか逃げ切りたいレッズにとって、本当に欲しかったダメ押し点がついにトゥットの足から生み出される。綺麗なゴールでは無かったが、気持ちののったゴールだった。
これで勝負あり。3−1で埼スタ初勝利を勝ち取ると共に、マリノスが負けたためJ1残留決定!!。二重の喜びが舞い込んできた。やっと、他会場の試合結果を気にしないで試合を見ることができる。来年は違ったハラハラドキドキを味わいたいなぁ。
PS:今回は雨だったので自転車で行く事が出来ず、東浦和から往復ともバスを利用したのだが、噂のとおり埼スタはアクセスが悪い。行きは12:30頃バスの列に並び到着まで約30分。帰りは最悪で、バスの列に並び、乗車するまでに1時間、駅に到着するまでに計1時間半位と自転車の約3倍もかかってしまった。
地下鉄の方もやはり混んでいたようなので、アクセスの点は何とかしてもらいたい。これでは、雨でも自転車で濡れながら行ったほうがマシだった。
totoも終盤、ついに2等をゲットするも746円の配当。3等と合わせて976円で476円のプラス。