8/2(水) 対 アルビレックス新潟戦 駒場観戦記


「勝たせたい!」サポも気合十分。
前節、またしても札幌に負けて自力優勝が難しくなった。テレビで見ていても「勝ちたい!」と言う”気”が伝わってこない。選手の気合は?監督の采配は?チーム状況は?たくさんの?マークが頭から離れない。ならば、この目で確かめようと平日にもかかわらず駒場へ向かった。

さすがに平日とあって、開門時の人出はいつもより少ない。でも、時間がたつにつれて自由席は埋まってきた。選手紹介が始まる頃には、いつもの駒場の雰囲気に戻っていた。

久々に「好きにならずにいられない」からゲームがスタートする。今日のサポはすごい。「絶対に勝つんだ」という思いがひしひしと伝わってくる。応援が途切れない。さすが我がレッズサポだ。ゴール裏のコールに合わせて、こちらも声を出し、手拍子をする。

いつもと変わらない立ち上がりから徐々にペースをつかむ。早い時間帯に点が欲しい所だが、なかなか決まらない。少し落ち着きかけた時、西野のゴール!!。それも、頭ではなく足での得点だ。とりあえず、ホッと一息。

西野の"足"でのゴール!!。
欲しかった先制点も入り、さーこれからだ!と追加点を期待するも、ここからいつものレッズになってしまった。先制点で安心したのか、寄せが甘くなり、相手を自由にさせてしまう。また、いつものパスミスも多くなる。攻め込まれて、危ない場面も何度あったことだろう。

新潟のシュートミスにも助けられたが、このあたりの試合運びは完全にJ2レベルだ。一気にたたみ込めない選手達は??。指示は出ているのか??。誰が中心になっているのか??。この時期になっても、このような試合運びをやっているようでは、札幌よりも大分の方と仲良くなってしまうだろう。

不安な状態が続く中、とりあえず前半終了。気を取り直して後半へ。しかし、一進一退の展開が続く。先に点を取ったのは新潟の方だった。クロスを頭(手?)で合わせてゴール。1−1になる。前節の札幌戦の悪夢が頭をよぎる。2試合続けて逆転されたら暴動が・・・。

   

クビツアのダメ押しゴール!!。
しかし、ここで救世主があらわれる。ペトロだ。熱い魂を持ったこの男が果敢に相手ゴールめがけて進んで行く。そして、全体的に押し気味になり、ペトロの粘りから永井へとボールが渡り、シュートを打ったボールはゴール右ポストへ当たり、そのままゴールイン!!。待望の追加点だ。

永井がゴールを決めた意味は大きい。サポは皆分かっている。でも、永井本人が一番嬉しいだろう。約束を果たした。束縛から解き放たれたドリブラーはその2分後、クビツアへのスルーを綺麗に通し、難無く追加点。これで決まった。

さらに気落ちした新潟から追加点を奪えなかったのは残念だが、前節のモヤモヤが少しばかり晴れたことは事実。2点目、3点目の時は、昔の強かった?レッズを見ているようだった。来てよかった。心からそう思えた。

最後にペトロが言った「どんな時も、どんな状態でも、どんな選手でも暖かいサポートをお願いします」と言った意味の言葉が心に響いた。いつまでもサポートすることを再確認した一日であった。

次節は仙台戦。2度目のアウェー参戦だ。この調子で連勝といこう。