| ２連敗、しかも前節は１−６の大敗とあって、いろんな意味で注目が集まる試合となった。できれば駒場へ行って試合内容、サポの応援などこの目で確かめたかったが、早朝から動き回っていたので、本日は、テレビでの観戦となった。 １８：３０分ピッチに選手達が入場してくる。皇太后様のご崩御の関係で、いつものＦｉｒｓｔ Ｉｍｐｒｅｓｓｉｏｎは無く、静かな始まりとなる。サポの応援も、東側は静かで、見守っているという感じだ。西側は、声を出しているようだが、いつもの応援風景ではない。最初、テレビから聞こえてくるのは、ベガサポの応援だけだった。よく見ると、応援のダンマクも逆さまだったり、裏返しだったりしている。サポの意思表示は選手やチーム関係者にも伝わっただろう。
どうしても先制点が欲しいとこだったが、やはりこの男”福田”がやってくれた。阿部のクロスがゴールポストに当たり、福田へ向かって落ちてくる。難なくヘッドで流してゴール！。このゴールでスタジアム全体の雰囲気が幾分和らいだように画面からは見受けられる。 続いて内舘が小野のコーナーに合わせゴール！。すんなりと追加点をゲット。”スキンヘッド小野”の魔力？。とにかく良かった。このところの決定力不足はサポだけでなく、自分達も窮地に追い込んでいたので、早い時間での得点、追加点は、試合のリズムをつかむ為の必要条件である。 その後は、何度か攻め込まれる場面もあったが、田北のスーパーセーブに助けられ何とか無失点で前半終了、と思われたロスタイム、吉野のスルーに飛び出したクビツアが、キーパーをかわしゴール！。絶好の追加点だ。何度もオフサイドに引っかかっていただけにうれしいゴールだ。 前半終了３−０。前節の大量失点があるので、後半も大量得点で前節の借りを返してもらいたいものだ。でも、そううまくいかないのがレッズのサッカー。やはり、という展開になってしまった。
後半も小野のコーナーから西野のヘッドで１点追加。だが、ほかにもあった追加点のチャンスをことごとく決められなかったのがいつものレッズになってしまった。ＤＦラインはまあまあだったが、中盤のプレスが無く、２本のミドルシュートを決められ４−２。またしても失点を増やしてしまう。なぜ最後まで集中できないのだろう。永遠の課題だ。 結果４−２で勝利。しかし、終了直後のサポからのブーイングは、画面を通してもはっきりと聞こえた。このブーイングこそが本日の試合内容を物語っている。なぜ守れない？。もっと得点を入れろ！。様々な思いのこもった「声援」として、真摯に受け止めてもらいたい。もし駒場にいたら、迷いもなく私もブーイングを送っていただろう。 勝ってブーイングを送られる選手達も迷惑な話だが、我々は勝つことだけを求めているのではなく、内容を伴った勝利を望んでいるのだ。９０分間集中して失点ゼロ、決して出来ない要求では無いと思う。チーム全体の奮起を望む。次節大分戦は２位−３位対決になると思うので、内容のある試合運びで、敵地でメタメタに粉砕して来て欲しい。 |
