6月20日(日) 館山市 シロギス釣り

データ
天候:晴れ/曇り  気温:18℃〜24℃位  潮周り:中潮  実釣:4:30〜8:30、16:00〜20:30
満潮 6:03/18:52 干潮 0:41/12:56(館山)  ポイント:館山湾
釣果 シロギス(8〜15cm) 11匹、ガンゾウビラメ(約20cm) 1匹、メゴチ(15cm位) 2匹 

毎年恒例のビワシロギスに今年も行ってきました。

もう年中行事としては外せなくなってきたビワシロギス。時期的には露地もののビワもラストになっている(一応今年のビワ祭も21日までみたい)。少し出遅れた感もあるが、先週のシリヤケイカも釣れたことだし、まだ何とか大丈夫だろう。それよりも心配なことが前日から・・・。

金曜日はほぼ一日雨状態。それも一時激しく降ったりで大変だった。それに加えて気温が低い!!。上着がいるくらいの肌寒さ。こんな状態で海の中は大丈夫なの?。一抹の不安をかかえながら、朝マズメに間に合うように深夜の高速を走らせていつもの館山・北条海岸にある大桟橋へ。

これまたいつもと同じような場所を確保して釣り開始。先にカミさんに投げさせて自分の仕掛けを用意していると、投げるたびにアマモが引っかかってくるみたい。ここは年によってアマモが生えたり生えなかったり・・・。少し場所を移動して自分も参戦。海の色はさほど濁っているようには見えないが、水温のほうはわからない。

何度か投げてみると、アタリはあるのだが、針にかからないといういつもの状態。しばらく我慢して続けてみたが、シロギスの姿を見ることができない。二人とも仲良くヒイラギ1匹づつ・・・。「こりゃダメっぽいな」という訳で早めに見切りを付けて場所移動を決定。遠くに見える館山港の砂置き場に空きがありそうなので急いで移動。

渚の駅にレストランもオープンして、ますます観光地化する夕日桟橋。

久々に来た砂置き場、いつもは混雑しているのに今日は空きがある・・・嫌な予感はするがとりあえず投げてみなくては始まらない。ここで先に結果をだしたのはカミさんのほう。いつものピンギスながらも本命確保。続けてもカミさん、今日は何故か絶好調みたいだ。そして次もカミさん、ピンギスではないが、それなりのサイズのメゴチなのでキープする。

自分のほうは、どうしても針に掛からない状態が続き悪戦苦闘。そんな中、絶好調のカミさんに新たな獲物が・・・それも細長い個体ではなく平べったいシルエットが見えるんですけど・・・。最初はカレイ?かと思ったが、顔の向きが違う。約20cm位、たぶん前にも釣ったことがある”ガンゾウビラメ”だろう。

自分にもようやくピンギスが立て続けに釣れてホッとする。だが徐々にアタリが遠のいていく・・・。追い打ちをかけるように奥で砂を下していた船が自分たちの前に移動してくるとのことで、予定よりも少し早い時間だが朝の部を終了する。夕マズメは少しでも大きいサイズを朝よりも釣らないとおかずが・・・。

ここでは珍しい?ガンゾウビラメ確保。

その後はもう一つの本命であるビワを購入、食事にショッピングをして日陰で休憩・・・。朝の貧果の穴埋めができる場所は・・・結局同じ砂置き場に空きがあったので夕マズメもここでチャレンジする。午後4時頃から釣り開始、そしてまたしても先に結果をだしたのはカミさんだった・・・。今日は完全に釣りの神様を味方に付けたようである。

この時間にステージ優勝をかけて戦っている我がレッズの状況も気になり、ちょくちょく情報を仕入れながら釣りを続ける。どうやら本日ステージ優勝が決まりそうな雰囲気だ、よかった!!。無敗での優勝、ただ目指すはあくまで年間1位、これからも負けないサッカーは続けてくれ!!。

自分もポツリポツリとピンギス主体で釣果を出すが、いまいち活性が悪い・・・やはり昨日の雨と低温の影響が出ているのかな(と思いたい)。午後6時になりアタリも遠のいてきたので、最後の砦、アナゴ釣りにすべてをかけて場所移動。いつもの場所に移動して2本竿で迎え撃つ。

ピンギスにメゴチ、ガンゾウビラメ・・・貧果だ・・・。

暗くなり、いよいよか!!と感じられた時、竿に付けた鈴がチリンチリン♪!!。少し様子を見ても竿先がピクピクと反応しているので「ここだ!!」と大きく竿をあおるとズシっと重みを感じ「やったな!!」思ってリールを巻き始めた瞬間にフッと軽くなる・・・バレた・・・。やはり今日はツキがないのだろうか。

気を取り直して再度仕掛けを投入。まだマズメの時間帯は続いているハズだ。少し静かな時間が流れたが、1本の穂先をよ〜く見るとピクッピクッとなにやら鈍い反応が出ている。鈴が鳴るような派手な反応ではないのだが、何かがエサをつついているのは確かである。何だろう?。意を決して大きく合わせてみると・・・。

根掛りのようにびくともしないのだが、グイグイと何かが引っ張っている感覚がラインを通して使わってくる。本当に何だろう???。もしかしたら大アナゴ!!、いや、平べったいエイ??。しばらく我慢したがラインブレイク覚悟で力をいれて竿をあおると徐々にではあるがリールが巻けるようになってきた。

ようやく近寄ってきたシルエットは細長い!!。「大アナゴだ!!」と思ったのだがあまりにも長すぎないか・・・。それに口先が尖ってるし・・・。そう、長物は長物でも嫌われ者?のダイナンウミヘビでした(泣)。一応抜きあげてみると1mはゆうに超えている。これだけの”大物”を釣ったのはもちろん初めて。いや、釣りたくも無いのだが・・・。

これで意気消沈、午後8時半で夜の部終了。アナゴさんにはお目にかかれなかった。シロギス・アナゴにふられたので、次はそろそろアジの出番かな。アジ+アナゴ・・・銚子方面か常磐方面か・・・情報収集しなくては!!。

ここにもいるんだダイナンウミヘビ。食べたら美味いとの情報もあるのだが・・・。

かなり怖いんですけど・・・。このままお帰りいただきました。