| ようやく見えた一筋の光、１０月からは釣り天国！？。 ”全然釣れない、何の役にも立たない日記を公開するな！！”とお叱りの声が聞こえていた７月〜９月・・・。次こそは、その次こそはと夢を追っては打ち砕かれ続け、冬のワカサギの時期じゃないのに完全に修行モードから抜け出せなかった。 そう、「なかった」のだ。「なかった」と言うことは、今回は期待していいの？。ただ、３ヶ月もの「釣れない」期間からそう簡単に抜け出せる”腕”を持ち合わせていないので、一歩、いや、半歩前進と言ったところかな。でも久々に楽しい釣りが出来た！！。 海の中が賑やかになる季節到来。ここらで釣れない病を克服しなければ・・・と釣行を計画。ただ、夕方までには戻らなければいけないので、そうは遠出はできない。となると、バカの一つ覚えみたいに木更津周辺でシロギスとハゼでお茶を濁すか・・・と前日に虫エサを調達する。 いつもの木更津に行こうと家を出たのだが、運転しながら「今年はまだ下洲港に行ってないな」と気が変わり、木更津を通過して下洲港へ直行する。今回はいつもの大貫寄りの堤防ではなく、富津岬寄りの堤防で釣ってみる。もちろん初めての場所だ。
丁度明るくなった頃に到着すると、堤防先端部は「アジ祭り」となっていた。祭りと言っても一瞬だったようで、ほとんどがお仲間同士の地元釣り師で先端部は満杯。投げ釣り師は一人もいない・・・釣れないのかな？。 最初は堤防半ばでいつものようにチョイ投げをしていたのだが、ポツリポツリとアタリはあるのだがなかなか針掛かりしない。どうせメゴチか何かだろうと思っていたら、本当にメゴチが掛かってきた。即リリース。 しばらくしてようやく本命が掛かってきた。自分なりにはまぁまぁサイズ。これでいることは分かった、あとは釣りまくるだけだ。頑張ってチョイ投げしていると重みだけ感じて反応が無い”アタリ”が・・・もしかしてこの感覚は・・・引き上げてくるとヒトデのようなものが・・・そう、憧れの”イイダコ”が釣れてしまった！！。 久々のイイダコ！！、狙っても釣れなかったイイダコ！！、こんなところで出会えるなんて・・・ってここはイイダコの本場だったか。釣れて当然？、でも何回狙っても釣れなかったのに・・・。無心がいいのかな！？。
アジ祭りはあっという間に終わったらしく、先端にいた地元釣り師たちも一人減り二人減り・・・と帰っていった。そこで先端に近い場所に移動して投げられる範囲をチョイ投げで探ってみる。すると、今までに無い大きなアタリが！！。 巻き上げてくる途中も竿がのされるような引きが２度、３度あり大物の予感♪。姿を現したのは２０ｃｍクラスの本命！！。フライ？刺身？思わずよだれが・・・。何年ぶりだろう？こんな大型キス釣ったのは。ピンギスばかりで忘れていたよ、この感覚を。
ただ、アタリは長く続くことはなく、キスを１〜２匹釣ったらメゴチ・ヒイラギばかりになる。たま〜にハゼも掛かってくる。サイズがいいものはキープする。何だかんだいいながらもキス以外のアタリはあるので飽きない。イイダコも追加できたし！！。 途中から風が向かい風となりやや釣り辛くなってはきたが、それでもアタリは取れる。ほとんどがメゴチだが・・・。足元にはミニメジナやトウゴロウ？イワシが群れている。朝のうちはルアーでサバが釣れていた。カマスが釣れた人もいた。さすが”内房”、ゲストが多彩だ。 たま〜にワカサギサイズのシロギスも掛かってくるが、全体的には型がいいと思う。でも、地元の釣り師曰く「今年はキスは全然ダメな年」らしい。「これでダメなの？」と疑いたくもなるが、聞くところによると束釣りも夢じゃないらしい、ピンギスだけど。 帰る時間が迫ってきたが、竿先にはまだまだアタリが出る、多分メゴチだと思うのだが。エサも無くなってきたし、久々に楽しい釣りも出来たので思い残すことなく終了！！。キープシロギスは１０匹といつものように少ないが、サイズが違う！！。おまけのイイダコも３匹いる。 １０月に入って今までの「釣れない」釣りが「釣れる」釣りに変わったのか？。すべては次の釣行次第だな。次また釣れないと・・・いや、絶対釣れる！！。気持ちが大事だ！！。
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