11月23日(土・祝) 館山市 シロギス五目釣り

データ
天候:晴れ  気温:10〜16℃位  潮周り:中潮  実釣:7:10〜10:20、14:00〜18:40
満潮 7:54/18:13 干潮 0:49/13:00(船形)  ポイント:館山市内各堤防・岸壁
釣果 シロギス(7cm前後)メゴチ(7cm前後) 30匹以上(リリース分含む) 

丸々太ったシロギスを期待していたのに・・・。

年中行事となっている館山のシロギス釣り。ビワの時期に行くのが恒例なのだが、今年はこの時期に・・・。実はビワの時期にも行ったのだが、今年は両家の親と一緒お泊り旅行だったため釣りは無し。なのでこんな時期になってしまった。この時期でもまだ釣れるのか???。

日の出の時間に着くように自宅を出発、首都高速を走っていると周囲の景色がはっきりと見えてかなり綺麗。そういえば「なんたら彗星」が明け方見えるとか見えないとか・・・。丁度その明け方5時過ぎに海ほたる通過する・・・あそこなら障害物ないから見えるかも!?。

と言うことで海ほたるにピットイン。東の空、水星の近くに見えるらしい・・・と情報は仕込んできたのだが、素人には「どれが水星?」状態。ただ海ほたるはその筋の方には観察スポットなのか東側の展望台には望遠鏡をセットした方が多数いらっしゃる。はい、聞いてみました。

まだ見えていないらしいが「あちらの方向です」と教えてもらい、普通の双眼鏡片手に待ってみる・・・40分ほど探し回ってみたのだが結局分からなかった・・・。しまいには明るくなってきちゃうし・・・。ここで時間を大幅にロストする。

結局は見えなかった(分からなかった)「アイソン彗星」。でも景色は綺麗だった・・・。

館山到着は日の出時間を過ぎた6時半過ぎ。最初に館山港内を覗いてみたが船が着いて作業しており入るスペース無し。引き返していつもの桟橋へ。自分とカミさん2人分の最低限の荷物を準備して堤防中ほどから少し先辺りに陣取り釣り開始。時刻は7時過ぎ、まだチャンスタイムはあるのだろうか・・・。

いつものようにチョコッと投げて引いてくるとプルルッとアタリがある!!が針に掛からない。「小さいのか!?」針は6号、この針に掛からないなんて・・・と思いながら誘うこと数投め、ようやく掛かってきたシロギスは・・・ワカサギサイズ!!。いくらワカサギシーズンが始まったとはいえ海の中までワカサギが釣れなくても・・・。それも針飲んじゃってるし・・・。

その後も釣れるのはこのサイズばかり。大きくても10cm無い。時折メゴチも混じるのだが同じようなサイズ。天敵ヒイラギはいないのか攻めてこないのでそれはそれでいいのだが、この時期はこんなサイズばっかりなのだろうか?。

ただ、途中少しの中だるみはあったがアタリは途切れない。午前の部が終了するまで小さいアタリが続いたので、それなりに楽しい釣りにはなった・・・いいのか?こんなんで。まぁアタリが無いよりはあったほうが・・・。

結局、うまく口に掛かったリリース分含めて20匹以上は釣ったかな。サイズが良ければ言うこと無しなんだが。午後のカワハギ釣りに期待しよう。カワハギもいれば少しは大きくなっているだろうから。さあ、腹ごしらえだ!!。

天気もよく空気も澄み渡っているのか富士山が綺麗に見える。

桟橋の中程から出航する「海中観光船」。沖ノ島周辺を回ってくるみたい。

桟橋のはるか沖合いに時たま起きる「鳥山」。何がいるのだろう?。

ピンギスと呼ぶにはあまりにも小さすぎる・・・。

お昼はこちらに来たら時たまおじゃまする富浦にある「あさかな倶楽部」。今までは漁港の会議室を食堂として使っていたが、今年装いも新たに新築されて”ちゃんとした”食堂に生まれ変わった。入ってみてビックリ!!、建物だけでなくメニューも豊富になっている!!。

定番の「アジフライ定食」は健在なのだが、そのほかにも取れたての魚を刺身や煮魚で提供している。「特大カサゴの姿煮定食」「黒むつ姿煮定食」などかなりそそられるものが・・・。最近は各地の漁協もいろいろと頑張ってるなぁ・・・。

メニューが増えてビックリ!!。無くなり次第終了。(写真クリックで拡大されます)

お腹もいっぱいになり少し休んで午後の部へ。カミさんは車で休んでいるとの事なので一人で攻める・・・場所は何処にしよう?。浜田堤防まで行くか近場で済ませるか・・・。カワハギいるのか分からないが、自衛隊堤防がスペースあったので入ってみる。

館山には何度も足を運んでいるが、自衛隊堤防はほとんど来た事が無い。いつも混んでいるから。この時期はもう青物はいないみたいなので、堤防上はウキ釣り(クロダイ?)師かサビキ釣り師のみ。ただあまり竿が活発に動いていないようなのだが・・・。

とりあえずヘチのカワハギ狙いとチョイ投げのシロギス狙いで堤防の空いたスペースへ。最初はヘチ狙い。自分のスペース周辺に仕掛けを落としてみる・・・反応無し。少し動いて落としてみる・・・プルッとかすかな反応があったがすぐに沈黙。カワハギならもっとつついてくるはずなのだが。

何度か攻めているうちにようやくヒット!!。「何だろう!?」少しワクワクしながら上げてくると・・・ハオコゼ・・・。全くお呼びで無いのですぐにお帰りいただく。反対側も攻めてみる。同じように時折プルッとくるのみ。こちらでもハオコゼ襲来。あと釣れたのはスズメダイの一種?かな。

ヘチは芳しくないのでチョイと投げてみる・・・こちらも反応無し。外側も内側も反応無し。サイズは小さくても反応はあったほうが断然楽しい!!。と言う事で場所を午前中の桟橋に移動して日の入りまでの約1時間を桟橋で投げてみる。

こちらは1投目から反応アリ!!。でも釣れるのはピンと呼ぶのもかわいそうなくらいの超ピンギス。コツを覚えたのか針を飲まれることは無くなりほとんど口に掛かってくるようになった。上達した?。誇っていいのかどうなのか・・・。

今日は朝焼けも夕焼け綺麗だった。

終日富士山が見えていたと思う。富士山はいつ見ても何処で見ても嬉しい。

ワカサギ釣りの釣果として使ってもダマせそうなシロギスの写真・・・。

お日様が山の向こうに入っていくまで超ピンギスに遊んでもらった。さあ、残されているのは今年(も)絶不調のアナゴ。以前はアナゴは鉄板だったのに。場所を再度移動して館山港内に。岸壁も釣れないのか空いている・・・。

館山のスーパーで調達したサンマをエサに2本の竿をぶっ込んでおく。あとはアタリを待つのみ。後ろには漁港を棲み処としている地ネコが寄ってきた。が、こちらがアジなどのサビキ釣りでは無いと分かるとプイッと去っていく・・・分かるのか?。

アタリは無い、エサもほとんど取られない・・・7時までは頑張ろうと思ったが、寒くなってきたので終了・・・。またしてもアナゴは釣れなかった。夜釣りの定番アナゴはどこに行ってしまったのだろう。

この時期は丸々と太ったシロギスが釣れるかと思っていたのだが、現実は甘くなかった。(ピンじゃ無い)シロギス・カワハギ・アナゴ・・・釣っても食べても大好きなこいつらとは来年会えることを期待しよう。いや、会わしてください・・・。