6月4日(土) 館山市 シロギス五目釣り
データ 天候:晴れ 気温:18〜25℃位 潮周り:大潮 実釣:4:00〜8:00、15:30〜20:30 満潮 5:41/19:10 干潮 12:05 (館山) ポイント:館山市 北条海岸・館山港 釣果 シロギス(6〜16cm) 22匹、コチ(22cm) 1匹、アナゴ(45〜60cm) 2匹
やはりここでも異常気象の影響が・・・。 我が家では毎年恒例になった南房総でのシロギス&ビワ。予想以上に早い梅雨入りとなってしまい雨が心配だったのだが、何とか今週末は大丈夫そう。予定通りいつもの館山へいけそうだ。先日釣り上げたシリヤケイカの”フライ”の相棒にシロギス確保が本日の課題。
早めに現地入りして場所確保しようと車を走らせ、館山港到着は夜中の1時半頃。すでに岸壁には釣り人が竿を出している。アジ狙いかな?。空いている場所を竿立てで確保しシロギス仕掛けをセットした竿を立てかける。朝マズメまでひと寝入り・・・。
出来ないんですよね、これが。竿セットするとついつい投げたくなるのが釣り人の性。カミさん用のチョイ投げ竿を握り、エサつけてちょこっと投げてみる。この時間シロギスは期待できないが、もしかしたらもしかするかも・・・バカですね。
しばらく投げてみたが、コツッと反応が1回あっただけ。「やっぱりな・・・」。少し寝とかないと体がもたないので仮眠をとり、少し空が白み始めた4時頃から釣り再開。さあイカフライの相棒、シロギス釣るぞ!!。
3投目位に巻き上げると何か付いている。アタリは全く感じなかったが何とシロギスが!!。サイズが6cm位だったのでしょうがないか。逃がそうにも針飲んでおり泣く泣くキープ。その後も投げているとググッと明確なアタリ!!。引きもすごい!!。20cmオーバーか!?。
上がってきたのはメゴチ!?にしてはデカイ!!。もしかしてミニマゴチ!?。現地ではワニゴチかなと思っていたが、帰ってから調べたらどうやら「トカゲゴチ」みたいだ(確かではないですが)。いずれにしてもコチ類では過去最高の大きさだ。いい引きだった・・・。
この場所は投げると海草らしきものに引っかかり、どうもしっくりこない。朝マズメなのにアタリも無いので早急に移動の判断を下し、4時半には北条海岸の石積みの堤防へ移動。さあ気を取り直してシロギス釣るぞ!!。
中ほどから投げると最初にシロギスの顔を見たのはカミさんの方だった。サイズはピンギスと呼んでいいのか10cm以下・・・。カミさんはその後もポツポツと追加するがサイズはどれも同じくらい・・・。こちらはシロギスの顔さえ見ていない・・・。
シロギス以上に釣れたのがヒイラギ。うるさいくらいに食いついてくるが、こちらのサイズも小さい・・・。どうやら海の中も春の訪れが遅れたようで成長が進んでいない?のかも。キスフライ食べられないのか?。
ヒイラギに悩まされながらもミニシロギスと格闘するが、ついにはフグまで参戦してきてしまった。場所を堤防先端方面に移動して釣り続けると、シロギスを数匹追加できたがこちらも同じミニサイズ。だめなのか・・・。
朝の部唯一の大物。たぶんトカゲゴチ?。知っている方いたら教えてください。 こんな珍客も連れた。ホウボウの子供。もちろんリリース。 フライサイズは午後の部に賭けることにして朝の部終了。仮眠を取りもう一つの目的、ビワを求めて南房総方面へ。だがこちらも異常気象の影響なのか例年通りの収穫ではないみたいだ。毎年賑わう枇杷倶楽部周辺も心なしか人出が少ない。売っているビワも・・・。
朝の部・ビワと思惑通りにいかないまま午後(夕マズメ)の部突入。釣具屋でエサを買うとき聞いてみると「大きいサイズ出てるよ」との話。「石積み堤防でも?」と聞くと「出てる」との回答。う〜ん、出てるのか。と言う事は腕が悪いのか・・・。
午後の部はエサにチロリを買って再度石積み堤防へ。入ったのは先端部分。釣り始めた時点で風速は10m以上あった。先端部分だと風を背中から受けられるので何とか釣りになりそうだった。さあ大物目指しチョイ投げ再開!!。
アタリはすぐにあり朝と同じサイズが顔を見せる。「あれ?サイズアップするのでは?」期待したのに・・・。その後も朝同様ヒイラギに悩まされながらポツポツとシロギスを追加する。少し大きいサイズも交じるようになってきてフライへの期待が増してくる。
一番大きいので16cmくらい。でもフライサイズは2〜3匹止まり・・・。だんだんと潮が満ちてきて風の影響もあり波しぶきがかかるようになってきた。うねりを被るような事は無いが、カミさんもいるのでここらで潮時と思い18時前にシロギス釣り終了。敗北だぁ・・・。
波がバチャバチャ、風がビュンビュンの石積み堤防。 小さいのはワカサギサイズ。かわいそうだが食べてしまった・・・。 こなると延長戦。最後の切り札は港内のアナゴ釣り。最初の館山港に戻り奥まった方に釣り座をかまえてアナゴを狙う。エサはいつものサンマの切り身。館山のスーパーで買った98円のサンマをその場で捌きエサにする。安上がりだ。
2本竿をセットしてアタリを待つ。お日様が沈んだ頃に1本の竿先がグングンとおじぎする!!。「きたぁーー」と大きく合わせを入れるも空振り・・・。エサは食われているので期待は持てる。アナゴならいいんだが・・・。
もう1本の竿もエサ代えようとリールを巻くと「重い・・・」。でも何も反応しないしヒトデ?かと思いきや近くまで巻いてくると生物反応が!!。45cmほどのアナゴが付いていた!!。何だがしっくりとこないが本命ゲット。いつ食ったんだ!?。
写真を撮ったりしているともう1本の竿先がグングンと大きなアタリ。じっくりと食い込ませ合わせを入れるとかなり重い!!。巻き上げる途中もグイグイと引っ張るような抵抗をみせる。「アナゴなのか?」「まさかカレイ?」「カレイは身エサ食わないか」などと思いながら抵抗をかわし巻き上げたのは・・・。
昨年平潟港で釣り上げたサイズと同じかそれ以上あると思われるビッグアナゴ!!。重い訳だ・・・。ビッグな海ニョロロは館山にもいた。1匹目もまぁまぁサイズなのだが、2匹並べてしまうと最初のヤツがかわいく見えてしまう・・・。
3度目の正直はならなかったが、2匹釣れたので満足して延長戦終了。お土産が増えた!!。ちなみに館山港、アジの回遊はまだのようでした。やはり遅れているのかな・・・。
シロギス・ビワは思ったような釣果(買い物)が得られなかったので残念だが、自然相手なのでしょうがない。シロギスはこれからに期待かな。秋にリベンジしよう。
ちなみに、フライにできるサイズではなかったので、大き目のシロギス・コチはムニエルにして食べてみたがこれがいける!!。シロギスのムニエル美味い!!。小さいシロギスは一夜干しで。アナゴはトロトロの煮アナゴでこちらも美味!!。海の幸に感謝!!。
時合だったのか立て続けに釣れたアナゴ。ふ、太い・・・。 1匹目もまぁまぁサイズなのに2匹目は異常?サイズ。