| 赤城攻略の光が見えた日。 先週は寒い中をボートの上で頑張った。今週はいよいよ氷の上で頑張る為にワカサギ釣りの聖地、赤城大沼へ登ってきた。赤城の場合、釣りをする前に凍結した山道を登るという一仕事がある。かなり緊張して運転するのでこれだけで一仕事終えた気分になってしまう・・・。 無事に登り着きお店で「ワカさん」と合流。特製仕掛けをいただいて準備にとりかかる。今日は曇りの予報で風は多少吹いているがこれ位の風は赤城では微風・・・だが、とても寒い！！。気温は頂上の気温計が−９℃だったので、体感気温は−１０℃以下かな。 ワカさんにテント一式をお借りしていざ今季初氷上へ。さあ、修行の始まりだ。情報では多少釣れているようなので、今日の目標は無理を承知で５０匹に設定。まだまだ暗い朝６時に係員の号令？とともに氷の上へ。ツルツルの氷に注意しながら岸からすぐのところに最初の穴を開ける。 テントにもぐりこみ仕掛けの準備。ストーブもお借りしたのでテントの中は徐々に快適空間？へ。今日は最初は手繰り竿ではなくリール竿で挑戦させてもらう。Ｍサイズのオモリも落とせるようカスタマイズしたリールと穂先を使い一投目を落とす。 魚探の反応はマズマズ。タナは多少上下するが仕掛けが長い（２ｍ）分攻める事が出来る範囲が広いし、リールなのでタナ取りは楽。誘う事１〜２分、１匹目が掛かってきた！！。サイズは小さく６ｃｍ位かな。でも１匹は１匹、今まで赤城で１匹釣るのにどれだけ苦労したことか！！。 その後も嘘のように順調にアタリが取れ、あっという間にツ抜け達成、これは夢か幻か・・・。たま〜にシシャモかと思うくらいのサイズも釣れる。気がつけば８時半頃までには何と３５匹位の釣果に達していた・・・。新記録と言うか尋常でない記録？。「もしかして上達した？」いやいや、皆さん釣れているようなので・・・。ちなみにワカさんは７０匹以上釣り上げている。
だが、いいことばかり続かないのがこの赤城大沼、いい群れも次第に入ってこなくなり「いつも」の赤城モードへ。風は朝よりは納まってきてうっすらと日差しも・・・でも気温は変わらずに寒い。周りのテントも徐々に移動が始まってきた・・・うーん、これこそ赤城だ！！。 この寒い中開いている穴に魚探を入れ反応があると見るとすぐに仕掛けを入れてそこにいるワカサギを引っこ抜くワカさん、この男、前世は絶対に狩人だったに違いない。群れの反応がほとんど無くなって来たので移動を決意、これがとんでもないことになるとは・・・。 新たな場所に穴を開け移動した時、ふとした不注意でリール・竿、そう、道具一式が赤城大沼の湖底へサヨナラ・・・（涙）。リールはまだ買ったばかりなのに・・・ＰＥライン巻いたのに・・・穂先も丁度いい反応を出してくれていたのに・・・。 昔話なら湖の神様がお出ましになり「おぬしの落としたのはこの電動リールか？それともこの手巻きリールか？」となるのだが、現実はそうはいかない。まっすぐ落ちていれば仕掛けで引っ掛ける事も出来るかもしれないが、たぶんそんな都合よくは落ちていないだろう・・・。 まぁ起こってしまった事はしょうがない。気を取り直して本来の手繰り竿で釣り再開。そろそろ手繰りに変えようと思っていたところだし・・・と強がってみる。 ここからツキが落ちたように反応がなくなってくる。今までが順調すぎたのでこれで五分五分か。そこそこの場所を見つけ再度移動し、ポツリポツリと数を伸ばしていく。いつのまにかまさかの目標５０匹は超えていた・・・。 その後も６０匹、７０匹・・・と順調？に釣れて、いよいよ夢の大台が見えてきてしまった。もしかしたら・・・いやいやそんな大それたことは・・・でもこれが最初で最後のチャンスかも・・・。あれ、前の日にどこかのブログで同じようなことしていた人がいたような・・・。 釣り座の後ろの穴にいい反応があり、露天で一気に１０匹ほど釣り上げ８０匹超えた。もう少しもう少し・・・。でもそのもう少しが大変なんだな、これが。最後にちと離れた場所でいい穴を見つけたワカさんに譲ってもらった穴で寒い中露天で頑張ってみるも目標達成できず・・・。 帰りもあるので午後４時前に終了。本日の釣果、まさかの９３匹！！。釣れているということもあるようだが、少しは上達したのかな？。露天で一気に釣り上げるという達人技も見よう見まねでできたし。束超えは次回（多分今期はもう無いだろう）のお楽しみにしておこう。今までは釣れない釣果をワカさんに補填してもらっていたが、今日は自分の釣果だけで夕食のおかずになりそうだ。ワカさんは２５０匹以上の釣果でした・・・凄っ！！。 思わぬ釣果に本人が一番ビックリしたが、この寒波襲来で榛名湖も氷結するかも。久々榛名湖での楽しい氷上ワカサギ釣りをしてみたい。あっ、今日くらい釣れれば赤城も楽しいのだが・・・。
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