9月11日(土) 館山 シロギス五目釣り
データ 天候:晴れ 気温:23〜30℃位 潮周り:中潮 実釣:5:30〜11:00、15:30〜20:00 満潮 6:20/18:20 干潮 0:07/12:12(館山) ポイント:館山市内桟橋 釣果 シロギス(8〜15cm 17匹) アジ・カワハギ・メゴチ・ゴテンアナゴ他外道多数
さすが館山、いろんな魚がお住まいのようで・・・。 9月〜11月は釣り人にとっては「何処に行こう?何を釣ろう?」とあれこれ悩む季節。それだけ色々な魚が釣れる貴重な時期なのだ。小物狙い(小物しか釣れない)の私は回遊魚などのダイナミックな釣りにはイマイチ足が向かない(行ってみたいのだが)。
まだまだ暑さが続いていたので本当なら夜釣りがいいのだが、シロギスも捨てがたい。頑張れば昼間でも竿を出せる事は先週証明済みなので、館山のシロギス釣りに行く事に決定!!。シロギスを本命に、準本命をカワハギとしてシャープなアタリ、繊細なアタリを堪能してこよう。
日の出時間の早朝は結構涼しくとても快適!!。場所は6月にも竿を出した新しく出来た桟橋。まずはシロギス。チョイ投げなのでルアー竿に2本針仕掛けでかる〜く投げ込む。シャープなアタリがキュキューンと伝わってくる・・・と思いきやアタリがこない。「あれ?」。
条件的にはいいはずなのに・・・と思っていたら、同行のカミさんが難なく本命ゲット!!。その後も順調に追加している・・・なのにこちらの竿には・・・。仕掛けもエサも一緒、違うのは”腕”のみ!!。そうか、腕が違うのか・・・。
これはやばいとちょこっと本気を出すと待望のアタリ!!。「やっときた!!」と思ったらメゴチ・・・次はヒイラギ・・・。挙句の果てにシャープというよりはガツンといったアタリと共に上がってきたのは長物・・・明るいのにアナゴ(ゴテンアナゴ)・・・。シロギスに嫌われた・・・。
そこで少し場所を移動して気分転換し、やっとのことで本命ゲット!!。ただ桟橋全体的にはシロギスの活性は低かったようで、朝のゴールデンタイムは不発に終わったみたいでした。他にはアジがちらほらと釣れていたくらい・・・。
早朝はそうでもなかった風が次第に強まってきてだんだんと釣りづらくなってきた。気温も上昇して30℃近くになり首筋が暑い・・・というか痛い。この時点ではカミさんの一人勝ち状態。最後はカワハギに遊んでもらおうと再度場所移動。ここで一気に挽回してやろう・・・。
カワハギ(のいそうな)ポイントに移動して久々ヘチ竿にて繊細なアタリと対決する。穂先がやわらかいクロダイ用のイカダ竿にPEライン、装備は万全だ!!。あとはカワハギがいれば・・・腕の方はこの際無視!!。向かい風の中仕掛けを下ろしてアタリを待つ。何やらコツンときたような・・・上げてみると見事にエサは無し!!。
穂先は風で揺れており見ていてもアタリがよく分からないが対象魚はいるみたいだ。全神経を集中してアタリを感じ取ろうと頑張った結果何かが針にかかったようだ。慎重に上げてくるとかわいいが本命!!。俗に言うワッペンサイズのカワハギだ。こいつか、エサ盗んでたのは・・・。
ま、小さいながらも狙った獲物が釣れるのは嬉しい。そんな中カミさんのほうはポツリポツリとシロギスを追加しているのでそちらの獲物はまかせっぱなし。サイズアップを目指して再度アタリに集中するがやはり風が・・・。暑さも厳しく、お腹も空いてきたので午前の部は終了。とりあえず本命は釣れた・・・。
何故か明るくなってから釣れてしまったアナゴ(ゴテンアナゴ)。 ピンギスとワッペンカワハギ。この桟橋は小物が多いようで・・・。カワハギはリリース。 昼食・休憩を取って再度桟橋へ。午後は仕事を分担し、私はカワハギ、カミさんはシロギスの分業で獲物の追加を目指す。風は午前中に比べて更に勢いを増し、強風状態。この向かい風状態の中、繊細なアタリを取る事はかなり厳しい。
でも最初に獲物の姿をみたのは私の方で、ビビッときたアタリにうまくあわせてあがってきたのは・・・大きなメゴチ。テンプラにはいいサイズだ。その後もアタリは頻繁にあるのだがエサばかり取られてしまう。さすがカワハギ、小さくてもやるな!!。
ちょい投げの方は午後は芳しくないようでシロギスの姿が見えない。掛かってくるのはメゴチばかり。そんな中何故か巻き上げ途中にアジがヒットしたようで、アジをぶらさげてニッコリ顔のカミさん。いろいろな事が起こるなぁ、釣りって。
カワハギの方はちょこっとサイズアップしたものが1枚釣れただけで外道の方が圧倒的に多かった。ネンブツダイやカゴカキダイなど・・・。午後はシロギスが不調のまま日没を迎え終了。強風を除けば条件的には良かったと思うのだが・・・残念。
片づけをしてもまだ午後7時前。館山港のほうを覗きに行くと岸壁ではアジ狙いの方々が。しばらく見ているとそこそこサイズのアジをポツリポツリと取り込んでいる。見ていると釣りたくなるのが釣り人の性。コマセは無いが隣でサビキを動かせば、はぐれアジが口を使ってくれるかも・・・またまた妄想が。
隣のスペースでサビキを付けて上下に誘ってお土産追加を狙ってみる・・・が、世の中そんなに甘くは無い。当然アジは釣れなかったが、小さなイワシは釣れた・・・と言うより引っかかっていた。そんな中反対側の釣り人がエギを使って足元でカミナリイカを釣り上げた。すぐにエギを用意したがやはり・・・。
8時頃まで遊んでみたが奇跡は起きなかったのでおとなしく帰ることに。今回は予定していたよりはシロギスの釣果が少なかったのが残念ではあるが、色々なお魚が遊んでくれた。いったい何種類釣れたのだろう?。
覚えているだけで・・・シロギス・メゴチ・ゴテンアナゴ・ヒイラギ・サビハゼ・トラギスもどき(アカトラギス?)・アジ・カワハギ・ネンブツダイ・カゴカキダイ・チャリコ・イワシ・・・12目か!!。賑やかな海だ、館山!!。
写真では分かりませんが、かなりの強風です。 上からチビキス・メゴチ・カワハギ・アジ。賑やかだ。 最後にはこんなヤツまで。カゴカキダイ釣ったのは多分はじめて。