10月24日(土) 波崎海岸・利根川河口 シロギス・ハゼ釣り

データ
天候:曇り/雨  気温:15℃位  潮周り:中潮  実釣:7:30〜8:10、9:30〜12:30
満潮 8:45/17:56 干潮 0:59/12:34(鹿嶋)  ポイント:波崎海岸・利根川河口(波崎旧港)
釣果 ハゼ(12〜15センチ) 16匹

天気予報のバカ・・・。

天気予報が100%でないことなど百も承知。それでも素人の私たちにとってはこの情報を頼りにするしかないのだ・・・。多少波がある、多少風が吹く、雲が多くなってくる・・・これらの情報は頭の中に入っていた。ただ、「雨が降る」という情報は前日の予報では無かったはずだ。それともこちらの見落としだったのか?。

今回は茨城の南の方に行くか北の方に行くかで悩んだのだが、「波崎でシロギスが釣れている」との甘〜い情報に踊らされて南の方へ。朝は波崎海岸でシロギスを釣り、お昼は休んで夕方から波崎新港でアナゴやらドンコなどを狙う・・・うーん、完璧だ!!。

波崎海岸といってもかなり広い。何処で竿出せばいいの?。今は航空写真も見られる時代、「ここかな?」と言う場所を決めて早朝の利根高速を飛ばして一路波崎海岸へ。初めての場所なので明るくなってから入ろうと到着は朝の7時頃。車を止めて海岸を見ると数人が竿を出している。「場所選択は間違っていなかった」と一安心。

ただ、釣り人よりも先に目に飛び込んできたのが”波”。かなり大きな波が押し寄せている。それと”風”。完全に向かい風がビュービュー吹いている。この時点で半分、いや、70%はあきらめ気分に。一応準備を進めているとお隣に止まった車からいかにもサーフ投げ釣り師と思えるようないでたちの方が出てこられたので、思い切って聞いてみた。

「初めてなんですがどのアタリがポイントですか?」

「日によって違うよ、でも今日は厳しいかな」

「どのくらい投げれば・・・」

「100m以上投げないと釣れない日もあるし、手前で釣れる時もある。まぁ頑張ってみてよ」

「ありがとうございました。頑張ってみます・・・」

この向かい風の中、100mなんてとても無理、というか、普段でも100mなんて投げられないよ!!。この時点でチョイ投げ予定のカミさんは参戦辞退、車でお休み・・・。自分は完全に心の芯が折れたままサーフへ降りていく。

40分ほど果敢に攻めてみたが、案の定ダメ。まず仕掛けが飛ばない。そして波に糸をとられアタリなど全く分からない。3回に1回は仕掛けがもつれて帰ってくる・・・。周りの人は本格投げでこんな状況の中でも結構飛ばしているようだが、肝心の獲物は・・・。すごすごと車に戻り「次は何処いこう?」。

釣りをするよりはサーフィンしたほうがいい波だ。(実際はやった事ないが)

それでも果敢に攻める投げ釣り師たち。彼らでも厳しそうだった。

この状況では鹿嶋港も厳しいだろうし、波崎新港も同じかな。ならば利根川河口でハゼと遊んでもらうかな。彼らならきっと裏切らないだろう。一応波崎新港を偵察しながら利根川河口へ。ここは旧波崎港だと思う。数人がチョイ投げで何か狙っているので聞けばハゼが釣れるとの事。

車も横付け出来るし、風裏なので強風もあまり気にならなかったのでここでハゼと遊んでもらう。そのままキス仕掛けを流用してチョイ投げするとすぐにアタリが出る。しかしこの時期のハゼ、すぐには針に掛からない。ようやく掛かってきたのは12〜13センチ程のまあまあサイズ。

その後もポツポツとハゼが付いてくる。ノベ竿でのあのアタリを楽しめないのは残念だが、柔らかな竿を手に持ってコツンとくるアタリを取るのもまた面白い。気が付けば結構夢中で釣っていた。ハゼといえどもやはり釣れれば楽しい!!。

エサが無くなったし、お腹も空いたのでハゼ釣り終了。せっかくここまで来たのだから、お昼は橋を渡って銚子で美味しいものを・・・と銚子大橋を渡っている時からポツポツと雨が・・・。お昼ごはんを堪能し、ウロウロと買い物しながら波崎新港に戻ってきたのが午後3時半頃。まだ雨は降り続いている・・・。

そんな中でも港内では釣り人が頑張って糸を垂らしている。無理をすれば竿を出せなくは無いが、風も強く、5分でびしょ濡れになるだろう。しばらくは車内待機。ひと寝入りすれば状況も良くなるだろうと体を休め、気が付けば暗くなりかけた午後5時前。雨は・・・強くなっている・・・。釣り人も少なくなっている・・・。

このまま好転することも無さそうなので、残念ながら釣り断念。アナゴが・・・ドンコが・・・。そのうちリベンジするからね!!、待ってろよ!!。

利根川河口(波崎旧港)。ここまで来てハゼ釣るとは・・・。

トイレもあり、車も横付けできる。ファミリーにはいいかも。

まぁまぁサイズのハゼ。利根川産は美味しいのかな?。