10月11日(日) 袖ヶ浦海浜公園 イイダコ釣り

データ
天候:晴れ  気温:11℃〜23℃  潮周り:小潮  実釣:6:20〜14:00
満潮 11:03/20:02 干潮 3:22/14:57(芝浦)  ポイント:袖ヶ浦海浜公園
釣果 イイダコ 8匹

久々に会いたくて・・・一目見れただけでもよかった・・・。

5年前の2004年、一つの釣りにはまった。陸から狙うイイダコ釣り!!。イイダコ釣りと言えば船の上からラッキョウテンヤなどで狙うのが普通なのだが、船に頼らず(お金をかけず)イイダコを釣る・・・それがこの年は出来たのである。

その後何年か通ってはみたもののどうも芳しくない状態が続いていた。そして2009年、久々にイイダコが湧いている・・・との情報をキャッチして「行くしかない!!」。さぁ、今回こそはザル一杯になるよう釣りまくるぞー・・・。

アクアラインを使うと袖ヶ浦まで1時間かからない・・・近いんだ。丁度日の出の時間に橋を渡って公園到着は6時頃。「どれどれ!?」と釣り場を見ると人がほとんどいない・・・ここで少し不安になる。数日前の台風の影響が無ければいいのだが・・・。

すぐに準備をしてまずはお手製イイダコスッテを試してみる。イイダコテンヤは持っているが、スッテのほうが「乗り」がいいようなので作ってみた。お手製などと大袈裟なものではないのだが・・・。投げる・引きずる・あおる・投げる・引きずる・あおる・・・返事無し。

1時間ほど頑張って投げ続けてみたが一度も重くなることは無かった。休憩がてら車に戻った時、地元のおじさんたちの会話が聞こえてしまった・・・「先日の台風で全然釣れなくなった。昨日は○△さんが1匹だけだったよ」・・・終わった・・・。

長年釣りをしているが、「この前までは釣れていた」とか「昨日までは大漁だったよ」と言う言葉をよく聞く。何故だ?。何故昨日までなんだ!?。何故自分が行く時は釣れないんだ!!。それとは逆に昨日までは釣れなかったのに自分が行ったときは大漁だったなどという経験はほとんど無い・・・何故だ・・・。

結構寒い朝だった。これからの釣りは防寒対策をしっかりとしておかないと。

メゴチが釣れた。5匹ほど釣れた。天ぷらにも良さそうなサイズだった。

とりあえず聞かなかった事にして今度は投げ釣り仕掛けで狙ってみる。釣具店で販売している安物の3本針仕掛けを使用、その1番上の針にルアー釣りで使うワームを付けてイイダコにアピールしてみる。効き目があったかどうか分からないが・・・。

5回くらい投げた時、あの微妙な重みが海の中から伝わってきた。「もしや!?」と大きく合わせを入れると、更なるグッとくる重みが!!。「来たのか?」「来たよな!」慎重にリールを巻いてくると重りの後ろに何やら塊が付いている!!。「間違いない!!」。

久々のイイダコ。ちょっと小振りだったが間違いなくイイダコ。「釣れた・・・」。いると分かれば気合が倍増、頑張って投げては引き、投げては引きを繰り返す。15分ほどして2匹目ゲット!!。今度は十分なサイズだ。最初から投げ釣りにしておけばよかったかも・・・。

しばらくすると沖合いにイイダコ釣りの乗合船がやってきた。と言う事はやっぱりいるんだ!!。でもすこし流してアクアラインの方へ行ってしまったが・・・。こちらは橋の方には行けないので、ここで粘るしかない。しだいに腕の筋肉がピクピクと・・・。

その後は忘れた頃に釣れるといった感じで、どうやっても大漁にはならない。あとはツ抜けできるかどうかだな。午前中は快晴・無風・べた凪だった海も、丁度お昼を過ぎる頃から次第に波立ち、風も吹いてきてしまった。それも向かい風、ただでさえ遠くへ飛ばせないのに、この向かい風はきつい。

途中、何故かバカ貝が釣れてしまい「どうして動いてくるエサを貝が捕まえるんだ?」と思ったら、貝の中からイイダコが出てきた(笑)。こんな所に住んでるんだイイダコ。今度は貝のエサも使ってみる?。

結局またしてもツ抜けは出来なかったが、釣りを楽しむ事は出来た。地元の方も「また来週くらいから戻ってくるんじゃない?」と言っていたので、もう一回は挑戦しなければいけないかな。

次はツ抜けだ!!。そして投げ仕掛けじゃなく、テンヤかスッテでイイダコ釣るぞ!!。

いいサイズも釣れました。あとは数だけなんだけど・・・。

何故貝が?と思ったら中からイイダコがこんにちは!!。